お箸でいただくイタリアン!普段使いできる“ご褒美ディナーレストラン”。 贅沢なのにコスパ最高!和とイタリアンが融合した〈代官山 レガーレ〉がオープン。
ちょっと贅沢なディナーをお得に楽しみたい。そんな人にぴったりなお店が2019年11月18日(月)、代官山にオープン。イタリアンと和が融合したレストラン〈代官山LegaRE(レガーレ)〉です。今回はペアリングドリンク6杯がついた11月のコース料理11皿を味わってきましたので、その魅力をご紹介します!
代官山駅から徒歩約3分、ひっそり佇む大人のイタリアン。
代官山駅から恵比寿方面へ徒歩約3分ほど、ビルの地下1階にひっそりと佇む〈代官山LegaRE〉。店内は、リラックスした時間を過ごせるようにと、木目を基調とした温かみのある内装になっています。カウンター席の前は、調理の様子を見ながら料理を楽しめるオープンキッチンに。個室も完備されているので、接待や会食利用にもよさそうです。
月替り、全11皿のオリジナルコース。
〈代官山LegaRE〉では、毎月料理長が考え抜いたオリジナル1コースを月替わりで提供。四季を彩るこだわりの食材、料理とワインのペアリングを、気軽にお箸で味わえるレストランになっています。
料理長は専門学校を経てホテルの洋食部門を皮切りに、さまざまな経験を積んだ新島弘明氏。料理に合わせるドリンクのペアリングはオーガニックワインやビオディナミワインなどに精通した柳沼亘氏が務めています。
ウニや牡蠣など贅沢食材もたっぷり!
少量の料理を種類多く楽しみながら、ワインとのペアリングを堪能できるよう、コース料理は全11皿でペアリングをつける場合は全6杯。
乾杯酒は、食用ブドウをスパークリングワインに仕上げた山形県にある高畠ワイナリーの「2018 高畠醗泡 プリデムースデラウェア」をいただきました。同店では国産のワインも豊富に揃えており、ペアリングドリンクとして提案してくれます。
先付は「チーズと米粉の煎餅 柚子胡椒香る豚肉のリエット」。秋らしくもみじの葉をモチーフにした煎餅は、サクサク食感でパルミジャーノチーズの味がしっかりと感じられ、豚肉のリエットのうま味にコクを加えてくれていました。
冷前菜は「本日鮮魚の昆布〆カルパッチョ 雲丹とシャインマスカット、すだち泡」。この日は宮崎県産のオオニベという上品な味わいが特徴の白身魚の皮目を炙りカルパッチョに。
雲丹とシャインマスカット、すだち泡という斬新な組み合わせですが、先にシャインマスカットのフルーティさ、後からウニのまろやかさが感じられ、すだち泡が全てを包みバランスのとれた一品になっていました。
「昆布〆には白ワインよりロゼが合います」と柳沼氏に合わせていただいたのは「Ch. Coulon Corbières Rosé」。グルナッシュ主体のロゼワインはベリーのような甘い香りで、優しい桜色も日本的だなと感じました。
3品目の揚げものは「牡蠣の青海苔フリット フルーツトマトと大葉のケッカソース」。磯辺揚げのように仕上げた牡蠣のフリットは中がレアで、甘酸っぱいソースと相性抜群。写真を撮影する前に食べてしまったのですが、上にオイスターリーフという牡蠣の味がする葉っぱがのっていたのも面白かったです。
シェフの出身地、埼玉県の野菜や「武州和牛」も使用。
4品目は「埼玉県ボンズファームのワイルと野菜の炭火焼 カラスミがけ」。同店では料理長の出身地である埼玉県産の食材にもこだわっており、農薬や肥料を一切使わず野菜を栽培するボンズファームの滋味あふれる野菜料理が毎月登場するそうです。
こちら、カラスミもかけ放題という大盤振る舞いでした!
ペアリングのドリンクはワインだけでなく日本酒も登場。こちらは三軒茶屋に醸造所がある〈WAKAZE〉の「FONIA SHIORI prototype ~Elder Flower~」で、山形県産のつや姫を使った日本酒にエルダーフラワーのアクセントが加わっていて白ワインのような味わいでした。
フォアグラのクレープや武州和牛イチボなど、豪華食材目白押し!
個人的に感動したのが、温前菜として登場した「黒糖フォアグラブリュレの焙じ茶クレープ包み」。ブリュレ状にした黒糖を合わせ、重たさをなくすよう冷たく仕上げたフォアグラをクレープで包んでいただきます。フォアグラはひんやりとしていてなめらかなアイスのような食感で、甘塩っぱさやコク、香ばしさなどさまざまな味わいの表情を見せてくれました。
ペアリングのドリンクも面白く、ポルトガルの酒精強化ワイン「ALAMBRE Moscatel De Setubal」を合わせてくれました。度数が高くシェリー酒のような味わいで、フォアグラのコクや黒糖の香ばしさを際立たせてくれます。
続く魚料理は「宮崎県産 サワラのオーブン焼き 菊芋のポタージュと生しょうゆ麹」。秋に脂がのるサワラはふっくらとしていてジューシーで、皮ごとピューレにしたという菊芋のポタージュともよく合います。
肉料理は「埼玉県産 武州和牛イチボの炭火焼ビステッカ 本山葵でさっぱりと」。柔らかい舌ざわりと上質な脂で噛めば噛むほど肉のうま味を堪能できる武州和牛のビステッカは、村上農園の四川花椒(ホアジャオ)がアクセントになっていました。
和食材を使ったパスタに、デザートや茶請けまで登場!
締めは「秋刀魚と茸と小松菜のジェノベーゼ」。和風〆ご飯のように食べて欲しいという想いが込められた、食べやすい一品です。
甘味はイタリア名物のドルチェと柿を合わせた「ティラミス&柿」。高知県産の生姜ほうじ茶と一緒にいただきます。
さらに最後はお茶請けとして「レガーレの生チョコ羊羹」が登場。ビーントゥバーチョコレートブランドの〈カカオハンター〉のコロンビア産カカオを使った羊羹は、みずみずしく軽やかで、カカオというよりスパイスが使われているような味わいでした。
従来のイタリアンの概念を覆す、和食材も織り込んだモダンなイタリアン料理たち。これだけの料理とお酒が10,000円という破格でいただけるということで、今後注目を集めそうです!
<ベーシックプラン>
・コース(11皿) 5,500円(税サ別)
・ペアリングプラン 10,000円(税サ別)※コース料理(11皿)とワイン6杯
<お得なプラン>
・有機ワインを含む3時間飲み放題プラン 7,800円(税サ別)※料理11皿と飲み放題3時間
・炭火を堪能 レガーレお試しプラン 3,800円(税サ別)※料理4皿(前菜、炭火野菜、肉料理、茶請け)
〈代官山LegaRE(レガーレ)〉
■東京都渋谷区恵比寿西2-17-5 サンビレッジ代官山 B1
■03-6416-3120
■17:30〜23:00(最終入店 20:30、22:00LO)
■不定休
■公式サイト