「Hanako w/ Seibu」イベントレポート 〈パーラー江古田〉×〈マルディグラ〉のスペシャルコラボが実現!西武鉄道沿線で、秋のピクニック。
西武鉄道沿線の素敵なお店とその店主たちの暮らしを見つめてきたプロジェクト「Hanako w/ Seibu」が、〈西東京いこいの森公園〉でスペシャルなイベントを開催。秋空のもと、〈パーラー江古田〉と〈マルディグラ〉がコラボレーションして料理を提供しました。〈パーラー江古田〉セレクトのナチュラルワインも手伝って陽気な1日となった「秋のピクニック」の様子をレポートします。
「お店を知ることは、街の魅力を知ること」と、西武鉄道沿線の店主を取材してきた「Hanako w/ Seibu」。今回はそのリアルイベントとして、江古田駅のシンボル的存在の〈パーラー江古田〉が銀座の名店〈マルディグラ〉とコラボ。このイベントのための特別なメニューを考えてくれました。
400人以上の応募の中から30人が選ばれて、小さなピクニックに。幸運な参加者たちは、料理やワインを思い思いに楽しみました。
原田さんが開いた〈パーラー江古田〉は、パンとエスプレッソにこだわったカフェ。全粒粉やライ麦のハード系パン、バターたっぷりのブリオッシュが人気です。店ではワインの販売も行い、今話題の”パン飲み”スタイルの先駆けとも言われています。この日のメニューに合わせて、ワインも用意してくれました。
前菜が運ばれてくる前に、まずはオーストリアの微発泡ロゼワイン「フランツ・シュトロマイヤー」で乾杯。生姜やオレンジピールを感じる濃厚で爽やかな味わいが、晴れ渡る秋の日にぴったり。
肉好きの聖地との呼び声も高い〈マルディグラ〉。和知さんはバーベキューセットで豪快な肉料理を披露してくれました。使っているのは東京の牛。原田さんのパンでサンドイッチに仕上がります。
二人の料理姿がこの至近距離で見られたのも、このイベントの醍醐味の一つ。秋風に乗って、美味しい香りも漂ってきます。
前菜は、東京ポークのパテ、バゲット、海藻バター、ディンケル小麦のサラダ。原田さんは今回のために西武線沿線の東久留米から小麦を見つけてきました。プチプチとした食感が新鮮です。
ここでしか食べられないメニューに大興奮。メインへの期待も高まります。
2杯目はオーストラリアの白ワイン「ヤウマ サンド・オン・シスト シュナン・ブラン [2017]」。柑橘の香りを感じる軽やかな味わいです。
和知さんが仕上げたばかりのお肉は、2種類のサンドイッチに。左から、東京ビーフブロック肉のフォカッチャサンド、東京ビーフミンチとフムスのオープンサンド。原田さんが用意した2種類のフムスが味に変化を加えます。「お肉の種類によって合うパンは違ってきます。アイデアを出し合ってメニューを決めるのが楽しかったですね」と原田さん。
赤ワインには、フランス「ボワ・グラン 2017 ドメーヌ・ラ・カル メット」。滑らかなタンニンがありながら、フレッシュな口当たりです。今回セレクトされた3種類は「お肉に合わせて濃厚」(原田さん)だけれど、スルスルと飲めてしまうナチュラルワインでした。
そもそも江古田に店を開いたのは偶然だったという原田さん。住まいと仕事場を同じ場所に構えてみると、とてもしっくりときたと言います。「都心ではなかなか実現できないけれど、仕事と生活を緩やかに両立させるこのスタイルが気に入っています」。近くに農家があるのも、原田さんにとって大切なポイント。
一方普段は銀座で腕を振るう和知さんは、西武線沿線にくるのは「小旅行気分」だそう。「いい街にはいい店がある、というところで言うと、私にとっていいラーメン屋がある街は間違いない。西武線沿線でも何軒か行きつけがありますよ」。
西武線沿線には、〈パーラー江古田〉をはじめとした素敵なお店がたくさん。「Hanako w/ Seibu」ではオリジナルマップも作りました。「これを機にいろいろと巡ってみてくださいね。本当に住みやすいので引っ越しもオススメですよ」と原田さん。
料理もワインもたくさん堪能して、イベントは終了。食欲の秋をたっぷり味わえたのでした。
イベント終了後、〈パーラー江古田〉の特別販売会が。限定20セットのパンは瞬く間に売り切れ。最後までスペシャルなイベントになりました。
■西武鉄道×Hanakoの特別サイト「Hanako w/ Seibu」
特別サイト「Hanako w/ Seibu」でも記事を更新中。西武線沿線の各街で出会った素敵なお店と店主の方22人を取材しています。
■こちらからチェック!