「こんなパートナーの支え方もあるんだなぁと。」 活躍中の女性業界人3人に聞く!恋愛観に影響を与えた本とは?
たった1行が、ときには人生を変えてしまう。あの人が影響を受けた本と、生活にどう生かしているかを拝見。Hanako『自分を高める学びの場へ』「大切なことは本に学んだ。」よりお届けします。
『初恋のきた道』インテリアスタイリスト・大谷優依さん「甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれます」
巨匠チャン・イーモウ監督が映画化し有名になった原作小説。中国の田舎を舞台に、恋に焦がれる乙女の心と親子2代の愛を描く。
「映画のチャン・ツィイーがお弁当を持って走る姿にキュンときて読んだ本。ただただその人のことだけを考えて過ごす日々はまるで中高生ですが、ピュアで一途で甘酸っぱいってまさにこういうこと!お弁当を作るたびに、思い出しています」
インテリアスタイリスト・大谷優依/雑誌のエディトリアルデザイナーを経て独立。ライフスタイル雑誌やカタログ等で活躍中。
『いのち愛しむ、人生キッチン 92歳の現役料理家・タミ先生のみつけた幸福術』ヘアメイク・松田未来さん「どんな恋愛テクニックより“ごはん”で伝えられるもの」
料理だけでなく食材や道具など“本物”の大切さを教え、「人生塾」とも呼ばれるタミ先生の料理教室。お守りになりそうな言葉に出合える。
「恋人には元気でいてほしいから、食事に気を配ります。本の中で、旦那さんが元気がないときは、詮索するのではなくおいしいお料理を作っていたわるとあり、こんな支え方もあるんだなぁと。そう思いながら作ったかぼちゃスープです」
ヘアメイク・松田未来/美容師として働いていた大阪から2016年に上京。以後雑誌など大人ガーリーな世界観で一躍人気に。
『ふたりからひとり ときをためる暮らし それから』イラストレーター・よしいちひろさん「夫婦でいたわりあう大切さを夫婦の大先輩に学びます」
自分流に手間暇かけ丁寧に暮らし、65年を共にした夫婦も、老いて1人になった。夫亡き後の89歳の心豊かな記録。
「子供が生まれてから改めて大切にしたいと思う夫へのおもいやり。おふたりのいたわりあいにとても刺激を受けます。今は夫が週2でリモートワーク中なので、その2日間子供なしでランチする時間が、夫婦にとって大事な時間になっています」
イラストレーター・よしいちひろ/ガーリーでみずみずしい作風のイラストが人気。インテリアやファッションなどライフスタイルにも注目が集まる。
Hanako『自分を高める学びの場へ』特集では、おすすめの本を多数ご紹介しています!
(Hanako1178号掲載/text : Miho Arima)