アートなシチリア陶器の一点モノうつわも。 おしゃれなお店がたくさん。【自由が丘】おすすめファッション・インテリア雑貨ショップ3軒
東急沿線の自由が丘周辺にはライフスタイルにこだわる感度の高い人たちが多く暮らしているから、ショップやレストラン、カフェのクオリティもハイレベル。特にインテリアや生活雑貨は、質量ともにかなり充実。Hanako CITYGUIDE『自由が丘 百科事典』「自由が丘 街歩きガイド2019」より、自由が丘の注目ファッション・雑貨ショップ3軒をご紹介します。
1.〈ジャンセン 自由が丘店〉ラフなのに、大人っぽくて着回せそう。自由が丘で最注目の〈ジャンセン〉。
今年、自由が丘にオープンした〈ジャンセン〉は、100年以上の歴史を持つアメリカ西海岸生まれの老舗のブランド。仕立てや着心地にこだわった質の良い服作りの伝統と、現代の暮らしに合わせた高い機能性、デザイン性を融合し、価格と価値のバランスも優れている。
ファッション・ファンクション・サスティナブルというコンセプトの通り、エシカルな天然素材を使ったアイテムやスポーツシックな大人のデイリーウェアは、シーンレスでミックスコーディネートしやすい。ライフスタイルの質を重視する自由が丘の街のイメージにもぴったりだ。今シーズンは春先まで活躍しそうなアウターも充実。自分らしい一着を見つけに行って。
〈ジャンセン 自由が丘店〉
〈ジャンセン〉は1910年にポートランドで創業。地元のボートクラブの依頼で冬用のウールの水着を開発し、赤いニットの水着姿のダイビングガールのキャラクターが大ヒット。第二次世界大戦後はスタイリッシュな水着に加え、カジュアルウェアを展開。モデル時代のマリリン・モンローもプロモーションに起用された。
■東京都目黒区自由が丘2-16-22 陽輪台自由が丘1F
■03-6421-4521
■11:00~19:00 火水休
【自由が丘の街をキレイにしようDAY!】
ポートランドは地域住民の交流が活発で自由が丘との共通点も多い。そこで自由が丘店では、毎月第1または第2日曜に、近隣の店舗とも協力しながら本国で行っていたクリーン活動を開催。誰でも参加できて、お礼にささやかなプレゼントも。受付は9:30~12:00。トングとエプロンは貸し出してくれるので、ジョインしてみては?
2.〈アルテカイ 自由が丘〉地中海の太陽を感じる鮮やかなアート。日本で唯一のシチリア陶器の専門店。
商社マンだった冨永敏夫さんが旅先のシチリアで心を奪われたのは、マヨルカ焼き。イスラム支配下にあったスペインのマヨルカ島からシチリアに伝わったこの陶器は、素焼きの器に白い上薬をかけて乾燥させ、顔料で絵柄を描く。夏の太陽が似合うカラフルな色彩にアラビアの雰囲気を漂わせた遊び心あふれるその創造性は、世界的にも知られるアーティスト、アントニオ・フォーリン氏の目にも留まり、鮮烈な個性を放つアート作品となった。
この2人の出会いから始まった自由が丘の店は、扉を開けた瞬間、様々な色が目に飛び込んでくる。
イタリアから直輸入で届くお皿やオブジェに描かれたモチーフたちが、にぎやかに語り合っているようで楽しい。
〈アルテカイ 自由が丘〉
■東京都目黒区自由が丘2-18-11
■03-5726-8486
■12:00~19:00 月火水休
インターネットでの注文も可能。
3.〈オリエンタル・ラグ・ファクトリー ショールーム〉心和む手織りのハンドメイド。遊牧民族の希少なラグの専門店。
ラグやカーペットの専門店が数多くある自由が丘に今年オープンし、家具の高級ブランドやインテリアスタイリストにも注目されているのが〈オリエンタル・ラグ・ファクトリー〉のガゼニ・ラハットだ。パキスタン周辺に住むトルクマン族が100%の天然の羊毛を手織りで仕上げるラグは素足に心地良く、使い込むほど風合いが増す。
無着色の羊毛の色をそのまま生かしたブラウンやオフホワイトのラグは、和モダンな空間にもおすすめ。種類やサイズが豊富で、意外にリーズナブルなので、気軽に足を運んでみよう。
〈オリエンタル・ラグ・ファクトリー ショールーム〉
■東京都目黒区自由が丘1-8-5 村上ビル3F
■03-5726-9604
■10:30~19:00 水休
Hanako CITYGUIDE『自由が丘 百科事典』では、自由が丘の楽しみ方を多数ご紹介しています!
(Hanako CITYGUIDE『自由が丘 百科事典』掲載/photo: Atsushi Goto,Sai Santo text: Hisako Iijima)
【お知らせ】Hanako.tokyoでは基本的に本体価格を掲載しておりますが、2019年10月1日の消費税率改定以前に取材・掲載した記事にある(税込)表記の金額については、旧税率での掲載となっております。ご了承下さい。