神田愛花さん×銀座、ドライブ旅行など新連載まとめ12選|ひとりで見るべき映画、子連れカフェほか
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京都旅行は苔名所巡りへ。 京都観光で訪れたいお寺5選!作庭家・庭園研究家おすすめの美しい苔庭。

LEARN 2019.09.23

昔から青々としたみずみずしい苔を眺め、人は癒されてきました。苔の生息にぴったりな条件がそろっているのが京都。今度の旅は心静かな散策を試してみませんか?

1.〈東福寺〉/東福寺

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昭和の作庭家・重森三玲の代表作、小市松模様の北庭がある。奥に行くにつれて模様が消えていくボカシがかかったデザインは今見ても新鮮。

〈東福寺〉
■京都府京都市東山区本町15-778 
■075-561-0087
■拝観時間9:00~16:30閉門(11月~12月第1日曜は8:30受付開始、12月第1日曜~3月末は16:00閉門。最終受付は閉門30分前) 無休 
■境内拝観無料(通天橋・開山堂セットで400円、本坊庭園400円) 

2.〈大徳寺塔頭 龍源院〉/大徳寺

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大徳寺塔頭の龍源院には、小さな坪庭「東滴壺(とうてきこ)」と、見る位置によって印象が変わる「一枝坦(いっしだん)」、禅寺には希少な苔で覆われた枯山水「龍吟庭」がある。

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「3つある枯山水のうち、室町期の庭だけ苔に覆われているのが興味深い」。

〈大徳寺塔頭 龍源院〉
■京都府京都市北区紫野大徳寺町82-1 
■075-491-7635
■拝観時間9:00~16:20(最終受付) 無休 
■拝観料350円

3.〈東福寺塔頭 光明院〉/東福寺

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東福寺のすぐ近くにあるにもかかわらず、あまり知られていない穴場スポット。

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重森三玲が東福寺本坊庭園と同時期に作庭した初期作「波心庭」がある。白砂と苔が有機的な曲線を描く中に、いくつもの立石が立てられたデザイン。

〈東福寺塔頭 光明院〉
■京都府京都市東山区本町15-809
■075-561-7317
■拝観時間8:00頃~日没(季節により変動) 無休 
■志納金300円程度

4.〈南禅寺〉/南禅寺

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小堀遠州による方丈の枯山水庭園「虎の子渡し」が有名だが、苔が綺麗なのは鎌倉時代の古い庭園の遺構が残る南禅院。

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「琵琶湖疏水を用いた滝と池があり、水分が豊富なので苔も生き生きとしている」。

〈南禅寺〉
■京都府京都市左京区南禅寺福地町
■075-771-0365
■拝観時間8:40~17:00閉門(12~2月は16:30閉門、最終受付は閉門20分前) 無休 ■境内拝観無料(方丈庭園・三門各500円、南禅院300円)

5.〈三千院〉/大原

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大原に佇む古刹。長い年月をかけて苔むした境内は、どこを切り取っても蒼々としている。

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「単一品種ではなく、複数の品種の苔が生息しているからこそ迫力がある庭に。特に往生極楽院周りの苔がモコモコとしていて綺麗」。

〈三千院〉
■京都府京都市左京区大原来迎院町540
■075-744-2531
■拝観時間9:00~17:00最終受付(11月は8:30受付開始、12~2月は16:30最終受付) 無休 
■拝観料700円 

Navigator 重森千靑

重森庭園設計研究室代表。祖父・重森三玲、父・完途に続き、三代にわたり作庭家・庭園研究家として活動する。『日本の10大庭園』(祥伝社新書)、『京の庭』(ウェッジ)ほか著書多数。

(Hanako1176号掲載/photo : Norio Kidera, Yoshiki Okamoto, Yoshiko Watanabe text : Ai Kiyabu)

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