ハナコラボ 前田紀至子が綴る”わたしの旅、あなたの旅” For Tourists and Travelers 第32回 12時間が短く感じる!?〈スイス インターナショナル エアラインズ〉のビジネスクラス搭乗記。
日々国内外を旅している前田紀至子による、淑女らしく旅を愉しむための旅のしおり。今回はチューリッヒ空港内の〈スイス インターナショナル エアラインズ〉ビジネスクラスラウンジと、チューリッヒ空港から成田空港までの約12時間をうっとり満喫できる、ビジネスクラスでの空の旅をレポートします。
〈スイス インターナショナル エアラインズ〉のビジネスクラスラウンジで出発前までスイス気分!
チューリッヒやユングフラウヨッホを堪能した4日間。後ろ髪を引かれながらも、日本への帰国便は〈スイス インターナショナル エアラインズ〉を選択すれば、着陸直前までスイス気分をキープ!
チューリッヒ空港のビジネスクラスラウンジ入り口には、〈SWISS〉と書かれたロゴが。そう、大文字の〈SWISS〉が意味するのは〈スイス インターナショナル エアラインズ〉のこと。まさに国を代表する航空会社なのだと納得。
上級カード会員が利用できる、セネターラウンジにはなんとウイスキーバーも!常時世界中のウイスキーが100種類以上も揃っているのだとか。
ラウンジ名物の「ソルティ・チーズケーキ」は、ぜひ一度は食べておきたいおいしさ。ブッフェ式からシェフ対面式に変更されたことにより、いつでも出来たてが食べられるのも嬉しい。
紅茶やハーブティーは、スイスの高級紅茶メーカー〈シロッコ〉のもの。そのほか、エスプレッソドリンクやチョコレートドリンク、ストロベリーミルクまでドリンク類も驚くほど豊富。
天候に恵まれれば屋外テラスに出て食事をしたり、飛行機を眺めたりすることも可能。この距離感で網が無く、飛行機の離発着が見られるのは世界中の空港でもかなりレア! 飛行機好きなら、このためだけにでもラウンジを利用したいところ。
とびきり快適なビジネスクラス。
優先搭乗に合わせて機内へ。〈スイス インターナショナル エアラインズ〉のシートは温かみのあるファブリックや木のデスクが可愛らしくて、心ときめくばかり。ビジネスクラスには、コンセントはもちろんのことシートのマッサージボタンまであって、とびきり快適に過ごせそうな予感。
ポーチはこれまたスイスを代表するブランド〈ビクトリノックス〉によるもの。洗練された使い勝手の良いデザインは、日常生活でも役立つこと間違いなし。
中には、耳栓や歯ブラシと歯磨き粉、乾燥する機内で使えるリップバームにキュートな赤いソックスと、痒いところに手が届くアイテム群。
スイスならではの機内食も充実。
離陸してほどなくサーブされる最初の食事。バリクサーモンのスモークタルタルとフォーレル産ゴートチーズ。色鮮やかなビーツも食欲を刺激してくれる。
メインはパイクパーチの赤ワインソース仕立てをチョイス。スイス国内での食事しかり、全体的にあっさりとした品の良い味付けなので、ヨーロッパで陥りがちな胃の疲れが皆無なのも、スイス旅の嬉しいポイント。
食後にはデザートの他に〈リンツ〉のチョコレートをお好きなだけ!という夢のような展開も。チョコレート好きにとっては天国のようなひと時。
スイスらしく色々な種類のチーズとフルーツも好きなタイミングでいただけます。読書のお供にもってこい。
ハーブティーやナッツ片手にスキンケアに勤しむスペースを確保できるのも、ビジネスクラスらしい過ごし方。今回〈ドゥ・ラ・メール〉の美容液「ザ・コンセントレート」と〈コバコ〉の「コスメティックミラー」は持ち込んで大正解だった2大アイテム。
気がつけば着陸前の最後の食事。朝食は自分が食べたいようにカスタムできるので、クロワッサンとミューズリー、ホットチョコレートはマストでセレクト。幸せな朝食は人生で一度でも多く食べたいもの。
ゆっくりと身体を休めながら過ごせるスペースで読書をしたり、〈ネットフリックス〉を観たり、軽く眠ったりしていると、あっという間に感じられる12時間。「翌日からすぐに仕事」「時差ボケや疲れを残したくない」という人ほど、えいや!とビジネスクラスを予約してしまうのがおすすめです。きっと素敵な思い出が一つ増えるはずですよ。
今回の旅の場所はここ!…〈スイス インターナショナル エアラインズ〉のビジネスクラスフライト
■〈スイス インターナショナル エアラインズ〉www.swiss.com/japan/ja
☆前回の「洗練と文化の国・スイス。ストップオーバーをフル利用したチューリッヒ&ユングフラウヨッホ旅。」はコチラから。