辻口博啓氏のパティスリーや奥田政行氏のイタリアン、笠原将弘氏の和食レストランも! ミシュラン星付き店など見どころ満載!極上リゾート〈アクアイグニス〉でご褒美ステイ。
名古屋から高速バスに乗り約1時間でアクセスできる「癒し」と「食」をテーマにした複合温泉リゾート施設〈アクアイグニス〉。パティシエの辻口博啓氏が手がけるスイーツやベーカリー、奥田政行氏によるイタリアンレストラン、〈賛否両論〉で有名な笠原将弘氏の和食レストランなどが集結した極上空間です。今回はご褒美ステイにぴったりな、〈アクアイグニス〉の魅力をご紹介いたします!
日帰りでも宿泊でも楽しめる複合温泉リゾート〈アクアイグニス〉。
東名阪自動車道「四日市IC」より国道477号線(湯の山街道)を西へ約15分、新名神高速道路「菰野IC」より約5分ほど、電車の場合は近鉄湯の山線「湯の山温泉駅」から徒歩8分でアクセスできる、複合温泉リゾート〈アクアイグニス〉。
山に囲まれた自然豊かな場所に立地し、面積約49,000 m2 (14,848坪)を誇る敷地には、様々な施設が集結しています。
シンプルな宿泊棟のほか、4人の作家がインテリアを手掛けた離れ宿、有名シェフが手がける複数のレストランに、100%源泉かけ流しの天然温泉〈片岡温泉〉、ミネラルミストサウナの〈Le Furo(ルフロ)〉、フェイシャル・ボディトリートメントサロン〈MiMC(エムアイエムシー)〉、ギャラリー、農園やいちごファームまで。
美術家やデザイナーが手がけた施設内は洗練された雰囲気が特徴。
日帰りでも宿泊でも楽しめる施設になっています。
辻口博啓シェフによるパティスリー〈コンフィチュール アッシュ〉。
まず嬉しいのは、クープ・ド・モンドなどの洋菓子の世界大会に日本代表として出場し、数々の優勝経験を持つパティシエ、ショコラティエの辻口博啓氏が手がけるベーカリーとパティスリーが施設内にあること!
施設内にある農園で作られたいちごなど、この土地ならではの食材や、豊かに湧き出る美味しいお水の良さをシェフが存分に引き出し、ケーキ、焼き菓子、コンフィチュールとして提供しています。
ちなみに店名の〈コンフィチュール アッシュ〉は直訳すると「博啓のジャム」という意味。その名の通り、店内には色とりどりの自家製ジャムが並べられています。真空で加熱しながら素材の味を殺さないという新機材を使って作られたジャムは、このお店の人気商品の一つです。このほかお土産にぴったりの品が数多く揃います。
店内にはイートインスペースも完備。ケーキやスイーツのほかドリンクも用意されているので、チェックイン前、チェックイン後に訪れるのも良さそうです。
辻口博啓シェフが手がけるベーカリー〈マリアージュドゥ ファリーヌ〉も!
農園の隣にあるのが、同じく辻口博啓シェフが手がけるベーカリー〈マリアージュドゥ ファリーヌ〉。
国産小麦を使用し、スペイン製の石窯でこだわりのパンを毎日焼き上げています。
甘いパンから惣菜系のパンまで種類が豊富なほか、三重県にあるパン屋ということで、松阪牛を使ったパンなど地域の食材を使ったメニューも目白押し。
店内にはイートインスペースもあるので、その場でお好みのパンを買って食べることも可能。近隣住民にも人気のようで、週末になるとここのパンを求めて車で訪れる人も多いとか。
ちなみに宿泊者は朝食を和洋どちらか選ぶことができるのですが、洋食を選択すると〈マリアージュドゥ ファリーヌ〉のお好きなパンを700円分(※2019年10月より料金改定)チョイス可能。パンを選んだらイタリアンの〈イル・ケッチァーノ ミエーレ〉へ移動し、サラダや卵料理、スープやフルーツ、ヨーグルト、ドリンクなどのセットとしていただくことができます。朝から幸福度が高いモーニングですよね!
奥田政行氏のイタリアン〈サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ〉と〈イル・ケッチァーノ ミエーレ〉。
天才イタリアンシェフとして名高い奥田政行シェフが手がける2つのイタリアンも見逃せません。
地産地消、野菜と動物性たんぱくの共鳴をコンセプトにして誕生した〈サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ〉では、三重県の食材を活かした、目にも舌にもおいしい驚きのある料理をいただけます。
今回は奥田流イタリアンランチコース(7,700円)を試食。季節によってコースの内容は変更されるそうですが、取材時は施設内の畑で採れた新鮮な野菜を使ったバーニャカウダや、可愛らしいブタさんをパンで表現したリエットなど、創意工夫がこらされた楽しくておいしい料理が印象的でした。
魚料理には三重県産のヒラメを使用。仔牛と生ハムを使ったメインにも施設内で採れたセージを使ったり、フォカッチャにも畑で採れたローズマリーを使ったりと、地産地消にとことんこだわっていました。
食後のドルチェまでちょっぴりサプライズ感のある一品。薄切りのパイナップルの下に、きめの粗いココナッツアイス、エストラゴンとパイナップルのシャーベットが隠されていて、涼やかなデザートに舌鼓を打ちました。
もっとカジュアルにイタリアンを楽しみたいという人は、お隣の〈イル・ケッチァーノ ミエーレ〉へ。本格的なピザやパスタが1,000円台でいただけるという気軽さが魅力です。
割烹料理〈露庵温味〉と笠原将弘氏が手がける和食レストラン〈「笠庵」賛否両論〉。
洋食よりも和食が食べたい、という人はミシュランガイドで一つ星店として掲載された〈露庵温味(ろあんあたたかみ)〉へ。
カウンター9席のみの隠れ家感のあるお店では、四季折々の吟味された食材を使った割烹料理がいただけます。人気店ですので、訪れる場合は予約をお忘れなく。
施設内には、笠原将弘氏が手がける和食レストラン〈「笠庵」賛否両論〉もあります。
〈「笠庵」賛否両論〉では、三重県のすばらしい食材の数々を使い、季節感あふれる和食を手ごろな値段で味わうことができます。
リラクゼーションエリアには〈MiMC〉のエステサロンも!
温泉リゾートということで、もちろんリラクゼーション施設も充実。
加水・加温・循環一切無しの100%源泉かけ流しの天然温泉〈片岡温泉〉では、かすかに硫黄の香りが漂う柔らかな湯を楽しめます。宿泊者だけでなく日帰り入浴でも利用できるのも、嬉しいポイントです。
そんな温泉と合わせて楽しみたいリラクゼーション施設が、ミネラルファンデーションをはじめ、肌力を高めるスキンケア&メイクアイテムブランドで人気の〈MiMC(エムアイエムシー)〉が展開するフェイシャル・ボディトリートメントサロン。
自然の力をダイレクトに届けるプロのエステティシャンによるサロントリートメントと、きめ細やかなカウンセリングが特徴です。
フェイシャル&ボディセットトリートメント(60分14,500円)では、アロマドリンクをいただきながらエステティシャンによるカウンセリングからスタート。オイル選びをしながら施術の流れを説明いただけます。
施術はフェイシャルにスチームをあてたクレンジング、エクスフォリエーション(角質ケア)、プレ角栓ケア、アロマオイルでマッサージなど。抗酸化作用が高いという温泉水とフルーツ、ハーブなどを配合したシートマスクを使い、その人の肌状態に合わせたケアを行なっていきます。
ボディも最初に選んだオイルでフット・バック・ショルダーなどをトリートメントマッサージ。アトピー持ちの私も、驚くほどしっとりもっちり、そして体も軽くなって至福の1時間となりました。
施術後にも嬉しいサービスが。店舗内には商品を購入できるカウンセリングコーナーがあり、施術を受けた人は希望に合わせてプロによるメイクアップも体験できるんです(次のご予約と調整になることもあります)。
アロマドリンクをいただきながら、気になっていた商品、スタッフオススメの商品などをゆっくりトライ。他のサロンにはなかなかない丁寧なサービスに感激でした!
ミネラルミストサウナ〈Le Furo〉で温浴&デトックス。
リラクゼーションエリアにはこのほかに、“ライフスタイル湯治”をテーマに日本の伝統文化である湯治を現代にリノベーションした〈Le Furo(ルフロ)〉も。
「温泉シェール層」という希少な地層から特殊技術で抽出した30種を超える天然ミネラルが含まれたミストを全身に浴びることで、代謝アップ、疲労回復、ダイエットにもつながり、お肌ももっちり潤うそう。リラクゼーション施設だけでも、1日ではまわりきれないほど充実していますよね。
異なるクリエイターが手がける離れの宿泊施設も魅力的!
〈アクアイグニス〉は宿泊施設も個性あふれます。4人の作家がインテリアを手掛けた離れ宿は、源泉掛け流しの天然温泉を使った専用の露天風呂も完備した至れり尽くせりな内容です。
天井から吊り下げられた椅子が目を引くお部屋や、テラスにハンモックが設置されたお部屋など遊び心も満載。カップルやファミリー、友人同士で利用するのに良さそうです。
ちなみにリーズナブルに宿泊したいという方は、宿泊棟のお部屋がオススメ。木の温かみを感じる宿泊棟にあるお部屋は、シンプルだけどホッとするような畳スタイルで、湯治体験を心ゆくまで堪能するのに良さそう。
ナチュラルモダンな複合温泉リゾート施設で、ご褒美ステイを。
自然に囲まれたナチュラルモダンな複合温泉リゾート施設の〈アクアイグニス〉。食と人が交わる極上の休日が過ごせる空間で、のんびりおこもりステイを楽しんでみてはいかがでしょうか?
〈アクアイグニス〉
■三重県三重郡菰野町菰野4800-1
■059-394-7733
■公式サイト