編集長・田島の高知旅SIDE-B その1 編集長も高知市へ!大盛況の日曜市、そびえるバーガー、高知のブルックリン!
今回のHanako×高知家の旅、実は編集長・田島も同行していました。本誌取材班を尻目に、興味の赴くままにふらふらといなくなる編集長…。高知市取材では、日曜市と、気になる店を見つけたらしいです。
こんにちは、Hanako編集長の田島です。実は私、発売中の1137号「おいしいものをめぐる旅」特集の高知取材に帯同しておりました。編集長という仕事はなかなか取材現場に、それも取材出張になんて行けなくなるものですから、今回の高知取材は本当に本当に楽しかった。でも、やっぱりただ立ち会ってるのもムズムズしてくるじゃないですか、打席に立ちたくなるというか。代打オレ、って言いたくなるというか。でも本誌取材班は頑張って取材してくれているので、代打コールはそっと胸にしまいつつ、ふらふらと(勝手に)取材に出たのでした。「あれ、編集長どこへ行ったの?」と言われながらも…。
日曜市を見ずにして、結構と言うなかれ。
高知市に到着後、〈高知県高知城歴史博物館〉へと向かった本誌取材班。でも、私はあることを計画してたんです。13日木曜日に配信された、ハナコラボ諸岡なほ子さんの記事にあったこの写真を覚えてますか?
写真の左下、気になりません? 謎の赤いテントが。これこそ高知市が誇る「日曜市」。城下町を東西に走る追手筋で毎週日曜に開かれています。〈高知城歴史博物館〉はその東端に位置する場所。そう、私は取材班が博物館に入る手前で、スッと日曜市へと離脱したのです!(えばることではない)
300年以上続くとも言われるこの市、もうとにかくいろんなものが売られています。というわけで私が今回気になったものが、これら。アトランダムに行きますよー。
小夏ジュース。値段がそこそこするので躊躇したけど、すごい冷えててすごい果汁が詰まっててすごいおいしかった。
鯛の開き。まるで飴みたいなツヤ感。もう飾っておきたくなるほどの美しさ!
田舎まんじゅう。ヨモギとかムラサキイモとか。カラバリ多め、市場で目を引く配色!
「日曜市名物 幸せのわらび餅」とな。またまたーと言いつつ食べてみたら、てゅるんてゅるんで本当に幸せになってしまったよ。
田舎寿司。地元のお母さんたちの、手づくりの野菜のお寿司なのだけど、これもまた彩りがいいんだよなー。
旦那さんがイギリスで農業をしているというアンドリュース智子さんのお店は、昔から高知で食べられていた野菜を中心に販売しているそう。
歩き疲れたので最後は冷やしあめを頂いて〆!このままだと本誌取材班に置いてかれるのでね。さて、そろそろ再合流する時間かな…。
盛り上がる本誌取材班。なら私は龍馬バーガーを食べに行く。
……と〈高知城歴史博物館〉に戻ったものの、展示室の奥のほうで笑い声。どうやらまだ取材は終わることがなさそう。ならばもう少し市内探検を。噂で聞いた「龍馬バーガー」を食べたく帯屋町へ。〈高知城歴史博物館〉からさらに東へ700メートルほど進めば、高知有数の繁華街、帯屋町なのです。たしかそのハンバーガー屋の名前は“ゴーイング”だったような…。お、バーガー屋さん発見。でも“5019”って書いてあるけど。すみませーん、ここ、“ゴーイング”さんですか?(実際は小声)
「そうですよ、“ゴーイング”ですよ」。そう出迎えてくれたのは、店主の森本麻紀さん。それにしても、なぜ龍馬バーガーをつくろうと?
「龍馬はすごく背が高い人だったと言われているし、高知が輩出した偉人なので、高さがあって大きなバーガーをつくろうと思い立ったんです」
出てきたのは、想像以上の破壊力を伴う存在感のハンバーガー。龍馬君、ちょっと後ろにのけぞってますが、なんせこれだけのレイヤーなのでね。ちなみにドリンクはコーラに高知県北川村特産の柚子シロップを加えたもの。さわやかテイスティでした。
もう1軒行けそうだ。ならば、はりまや橋の最旬店へ。
ハンバーガーをたいらげて満腹満腹、でも誰からも電話がない。ならもう1軒行きたいな。高知市有数の観光名所・はりまや橋の南に、まるでブルックリンにありそうないい感じのカフェができたと耳にしたので、いざ!
ここが〈はりまやライト〉か。エントランスもしゃれていて、高知市内でここまでつくり込んでるお店、なかなか見たことないような。
中に入ってみると、天井の高い空間はまさに“高知のブルックリン”。そもそも、この場所、元はなんだったんだろう?マネージャーの濱口倫さんが教えてくれた。「夫の実家が寿司屋で、その店の倉庫だったんですよ」。昼はランチプレートが2種類(日替わりで780円と1000円)、夜はアラカルトでタパスをイメージした料理が食べられるのだとか。
そして気になるのが「はりまやライト」という名前。「ライト」ってどういうことですか? 本店があってのライトなカジュアル版、ってことですか?
「いいえ、いわゆる“灯り”の『ライト』です。最近、このあたりはシャッター街になりつつあって。はりまや橋エリアを明るく照らせる存在になりたいんです」(濱口さん)
心あたたまる話にホロリとしつつ、じゃあゆっくりこの店でお酒でも、と思ったところでスタッフから電話が。「田島さんー、いの町の〈紙の博物館〉へ出発しますけど、知らないですよー」。すみません! 置いてかないで!
問い合わせ先
〈5019 Premium Factory〉
■高知県高知市帯屋町1-10-21
■050-5869-0374
■11:00〜翌3:00(日曜〜翌1:00) 木休
http://www.5019.co.jp/premium/
〈はりまやライト〉
■高知県高知市はりまや町1-2-10
■088-802-6130
■11:00〜16:00、17:00〜0:00 無休
https://www.facebook.com/HarimayaLight/
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高知県のまとめサイト「高知家の○○」
http://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/~top/matome/