密着!Hanako Lab's Style! 仕事もグルメにも情熱を注ぐ!美容師・三橋 歩さんのON/OFFスイッチ
東京で働きながら、自分らしく輝いているハナコラボメンバー。実際はどんな仕事をして、どんなことに夢中になっていて、どんな風に毎日を過ごしているんだろう?そこで、メンバーの1日に密着。リアルなライフスタイルから、毎日を楽しむための“ON”と“OFF”のスイッチをみつけました!
さて、今回密着するハナコラボメンバーは…
名前:三橋 歩(みつはし・あゆみ)
年齢:29歳
職業:美容師
活動エリア:原宿、代田橋
【ON】仕事の時はストイックに、誰よりも熱く取り組む
密着のためまず訪れたのは、三橋 歩(29)さんが普段働いている原宿にある美容室、〈assort harajuku(アソート原宿)〉。サロン内は開放的で、居心地の良い空間です。
親しみやすい柔らかな雰囲気が魅力的な三橋さんは、今年でキャリア10年目。日々の努力によって培ってきた確かな技術と、流行を敏感に読み取る感性が支持され、トップスタイリストとして活躍しています。
「仕事では、“真面目に、誠実に”というのを大切にしています」という通り、施術をしながらお客様との接し方にも心を配り、トラブルが起きてしまった時も冷静に対応する仕事人。
スマートに仕事をこなすために、常に周りの状況を見ながら動いているといいます。
プライベートで知り合った人に、仕事する姿を見られるのが恥ずかしいくらいキャラが違くて(笑)。仕事をしている時は全然ふざけられないですね」というほど、責任感と情熱を持って仕事に取り組んでいるそう。
「お店がオープンした時、1人目のお客様が階段を登ってくる足音が聴こえた瞬間に、『やるぞ』とやる気がみなぎります」と、ONモードになってからの三橋さんは、職人モード全開になるのだとか。
そんな三橋さんは、「仕事でカットをしている時が一番楽しい」といいます。「お客様の頭の形や髪質、生え方を見て『こういう時はこういう感じ』と、すぐにカットの最適解がわかるんです。理に叶った切り方をすれば、ちゃんと思ったようなヘアスタイルに仕上がるから、嬉しいし気持ちいいです」
誰もが緊張するような場面でも臆せずパパッとカットする様子に、周りのスタッフから驚かれたこともあるそう。これまで数え切れないほど練習し、やりこんできたからこそ「どんなお客様の悩みにも対応できる」という確固たる自信があるのです。その姿は頼もしく、圧倒的な安心感があります!
美容師というのは色々なことに神経を使わなければならない仕事。自分を追い込みすぎて疲れることがないのか尋ねると「なんだかんだ接客業が好き。お客様との会話が楽しいから、バランスが取れているんだと思います」と、三橋さん。コミュニケーションを心から楽しむ姿が、訪れた人に心地いい時間を与えてくれるのかもしれません。
【OFF】夫婦仲良く話題の飲食店へ。幸せに味わう
ストイックな一面がある一方で、「仕事場から出た瞬間にスイッチが完全にOFFに切り替わって、今日はどこに食べに行こうかな?って考えるほど、食で頭がいっぱいになります(笑)」と、笑顔で語る三橋さん。4、5年前に訪れたカジュアルフレンチムーブメントをきっかけに、飲食店巡りに目覚めたといいます。
「きっかけはそれこそHanakoでした。フレンチをカジュアルに楽しめて、食べ物はもちろん店内や食器もおしゃれなお店が紹介されていて、『なんだこれ!』と思って。職場も住んでいるところも、気になる店にアクセスしやすい場所だったから、本当に色々まわりました」
そんな三橋さんは、昨年結婚したばかり。食の趣味の相性もバッチリの旦那さん・クニちゃんと一緒に街へ出かけ、いろいろな店を巡っているそう。今では風情のある定食屋さんや純喫茶も守備範囲になり、様々な新しい味に触れたことで、自炊のバリエーションも増えたといいます。
三橋さんの仕事が終わり、合流した2人が出かけたのは、代田橋にある〈しゃけスタンド〉というお店。鮭の専門店〈しゃけ小島〉の姉妹店で、メニューの多くに鮭を取り入れているユニークな立ち飲み屋です。
「ここは初めて2人で一緒に行った店で、今もよく通っています」という、思い入れのあるお店で晩酌スタート。2人のほっこりした雰囲気に、見ているこちらも癒されます。
「おつかれさま〜!」と乾杯。おや、ビールグラスをよく見ると、鮭の切り身とビールのイラストが。これはたまらないかわいさです!
「ここ、どのメニューも本当においしいんです」と三橋さん。今回は、パクチー入りの「ハムきゅうり」と人気のおでん「いくら豆腐」を注文。一捻りある料理の味は滋味深く、胃袋が優しく満たされます!
そして2人の大好物がこちらの「しゃけカレー」。注文を受けると玉ねぎを炒めるところから作りはじめるので、店内がいい香りで満たされます。具にはふっくらと焼かれた鮭の切りが入り、6種のスパイスと身鮭の骨のダシのコク、マスタードシードのツブツブ食感がバスマティライスと相性抜群。〆のご飯にぴったりのメニューです。
おいしそうに料理とお酒を味わう2人。「自分1人だとまじめすぎるからこそ、OFFの時はふざけることができる人が良かった。出会ってすぐに『この人だ』ってビビッときました(笑)」と、結婚の決め手を語る三橋さん。一緒にいることでより充実した日々を過ごせていることが、2人の笑顔から伝わってきます。
三橋さんをONにさせてくれるアイテムは、仕事道具のハサミとコーム。ハサミは定期的にメンテナンスに出して、最善の状態で施術できるようにしています。
三橋 歩さんのこれから
仕事もプライベートも順風満帆な三橋さん。最後に今後の抱負を伺いました!
「技術も接客も、努力は怠らずにこれからもやっていきたいです。接客業は、嫌われないことが特に大事。そのために今頑張っているのが、英語の勉強です。原宿という土地柄、海外から来るお客様も多くて。外国語ができるスタッフもいるけれど、彼らに任せっきりにするのは違う。どのお客様にも満足してもらうために、自分自身も外国語を喋れるようにならなきゃと思っています。プライベートでは子どもも欲しい……!!」
仕事とプライベートの境界線は、意外と曖昧になりがち。シンプルなことですが、三橋さんのようにしっかりON/OFFを切り替えることで、それぞれで得られる幸せを追求でき、ライフスタイルの充実に繋がるのかもしれません。
今回の取材はココ!
〈ASSORT HARAJUKU〉
■東京都渋谷区神宮前6-7-14 NKビル2F
■03-6712-6945
■火~金11:00〜21:00/土10:00~20:00/日10:00~19:00
■月曜日定休
〈しゃけスタンド〉
■東京都杉並区和泉1-3-15 めんそーれ大都市場内
■火~土 16:30~23:00(L.O.)/日15:00~22:00(L.O.)
■月曜日定休
☆前回の『好きな仕事をバランス良く両立。モデル/デザイナー・サンドバーグ直美さんのON/OFFスイッチ』はこちら!