あんみつがかき氷に!? 福岡で絶品かき氷を楽しむならこの3軒!製氷会社の専門店からパティシエお手製まで。
果肉感たっぷりのかき氷…梅雨のジメジメや夏の暑さも、これさえあれば乗り切れそう。福岡のHanako女子が大好きな、絶品かき氷が楽しめるかき氷専門店・カフェ3軒をご紹介します。
1.〈おいしい氷屋 天神南店〉博多生まれの氷と合わせる地産地消の手作りソース。/渡辺通
1946(昭和21)年創業の製氷会社〈九州製氷〉が手がけるかき氷専門店。
自社工場で製造するブランド氷「博多純氷」は、水に含まれる空気や不純物を数回に分けて取り除き、約72時間かけてゆっくりと凍結させたもの。純度99.9%と不純物が限りなくゼロに近いため、素材の持ち味を最大限に引き出したかき氷を味わえる。
一番人気は、朝倉の契約農家から仕入れたいちごを使用した「あまおうイチゴミルク」750円(税込)。熊本県阿蘇産の牛乳で作る自家製ミルク、氷の中に隠れるマスカルポーネと共に口に運べば、いちごのレアチーズケーキを食べているような贅沢な気分に。氷は綿菓子のように軽く、瞬時に舌の上で溶ける。
〈おいしい氷屋 天神南店〉
唐人町商店街にある本店は2時間待ちで話題に。2017年、天神エリアに進出。
■福岡県福岡市中央区渡辺通5-14-12
■092-732-7002
■11:00~19:00(18:30LO) 月休(祝の場合翌休)
■27席/禁煙
2.〈うめのま〉トッピングは全て手作りの本格的な和かき氷を。/渡辺通
「お点前などの作法は気にせず、コーヒーを飲む感覚で抹茶を楽しんでほしい」と、カジュアルなカフェスタイルで営業。
お茶の名産地、福岡県八女の抹茶を使用。一服ずつ点てた抹茶、可愛らしい季節の生菓子、上品な甘さのあんこ玉など、どれも丁寧な手仕事を感じさせるものばかり。
夏限定のかき氷にもファンが多く、「あんこミルクカキ氷」などの定番3種と、日替わり1種を用意。日替わりはフルーツ系、キャラメル、スパイシーなチャイなど個性派ぞろい。なかでも「果物あんみつかき氷」は、色鮮やかな果物のコンポート、かき氷専用に炊いたあんこ、白玉がトッピングされ、食べ応え十分。2種類の砂糖をブレンドして作る白蜜が、全体にさらなる味の深みを与えている。写真は日替わりの一例。
〈うめのま〉
姉妹店の〈梅山鉄平食堂〉利用後の来店で100円引き。
■福岡県福岡市中央区渡辺通3-1-16
■092-726-6119
■11:00~20:00(フード19:00LO、スイーツ・ドリンク19:45LO) 不定休
■22席/禁煙
3.〈Mic comercy〉ジュワッと果肉感!パティシエお手製の一品。/薬院
パティシエ兼店主の藤野智信さんが一人で切り盛り。熟成豆を使用する「エイジングコーヒー」500円~(各税込)はネルドリップで抽出。
ころんと丸いペンダントライトが灯るノスタルジックな空間に惹かれ、昼夜問わず止まり木のように人々が集う。ショーケースを彩るケーキに加え、夏は旬のフルーツで作るかき氷が登場。
第1弾となる「キウイのかき氷」は、シンプルな見た目でありながら、キウイの甘酸っぱく瑞々しい味わい、ミントの香りが全身を駆け抜ける爽快感に驚く。氷の中に隠れたバニラアイスで甘さの変化をつけながらいただこう。キウイと同時期に、タイムが香るグレープフルーツ、終わり次第イチジクや桃のかき氷が登場予定。24時まで営業しているので、飲んだ後の〆のデザートとしても最高!
トッピングのドライジンジャーも美味。
〈Mic comercy〉
クラシックなケーキはハーブやスパイスの香りがアクセント。
■福岡県福岡市中央区薬院1-14-18
■092-713-5445
■13:00~24:00(23:30LO) 火、第1・2月休(祝の場合営業、代休あり)
■9席/禁煙
(Hanako1173号掲載/photo : Manabu Yamabe (calm photo), Seiji Seki (McQUEEN), Ittoku Kawasaki text : Yoko Tominaga edit : Erika Mori)