鎌倉旅の楽しみがひとつ増えました。 鎌倉の新定番スイーツ!?「レモンパイ」が目玉の鎌倉カフェが急増中!可愛いケーキにファン続出!
いま、鎌倉には「レモンパイ」が目玉のカフェが続々増加中。海の潮風とレモンの酸味は、鎌倉と相性抜群?!店主のこだわりが詰まったとっておきレモンパイを楽しめる鎌倉カフェをご紹介します。
1.【閉店情報あり】出会いは50年以上前。古きよき時代の素朴なパイ。〈CHICCHIRICHI〉/鎌倉
メアリーおばさんのパイは店頭販売のほか、常盤にあるカフェ〈樹ガーデン〉などでも楽しめる。パンプキンパイ、カルツォーネもおすすめ。
丸七商店街に知る人ぞ知る名品あり。それが“メアリーおばさんのパイ”。
ポートランドのヒューステッド家に伝わるレシピを教わり、店主夫妻が仕込むパイは懐かしいホームメイドタイプ。レモンパイはこんがりメレンゲの下にレモンフィリングがたっぷり。1ホールに1㎏ものリンゴを使ったアップルパイは甘酸っぱい香りと味わいが後を引く。バターを使っていないのに生地はサクサクで香ばしい。
(Hanako特別編集『最新鎌倉 おいしいものと、花の寺めぐり。』掲載/photo : Kanako Nakamura, Shin-ichi Yokoyama, Yoko Tajiri, Yumi Saito, Michi Murakami, Misa Nakagaki, Yoichi Nagano, Kayoko Aoki, Kaoru Yamada, Mariko Tosa, Shinji Serizawa(ROOSTER), Yusei Fukuyama text : Mutsumi Hidaka, Riko Saito, Hiroko Yabuki, Mao Adama, Yumiko Ikeda, Yoko Fujimori, Emi Tomoi, Mick Nomura(photopic))
2.たとえバスに乗ってでも足を運ぶ価値アリの名物パイ。〈POMPON CAKES BLVD.〉/梶原
ドアを開けると立ちこめる甘い香り。
カフェから見えるオープンな厨房では、シェフの立道嶺央さんとお母さんの有為子こさんが一緒にケーキを作る姿も。1970年代にアメリカで暮らしていた頃、有為子さんがフランス人の先生に習ったケーキがルーツ。
味わってほしいのはレモンチーズパイ。レモンの酸味が効いたふわふわの生クリームとカスタード、サクサクのパイは、軽くて爽やか。お昼には完売する日もあるのでお早めに。
(Hanako1172号掲載/photo : Tomoya Uehara text : Chiemi Makita)
【番外編】イギリスの定番菓子を、レモンパイ風にアレンジ?〈ブンブン紅茶店〉/鎌倉
1977年創業の老舗紅茶専門店。
3時間かけてじっくり焼くメレンゲがのった「スノーフレークケーキ レモンカード」。おすすめの紅茶は「ヨークシャーティーゴールド」だ。メレンゲ、クリーム、フルーツソースを一盛りにしたイギリス伝統のお菓子「イートンメス」をアレンジした、遊び心あるビジュアルが看板スイーツだ。毎年のようにイギリスへ旅する店主が淹れる本格紅茶に花を添えている。
(Hanako1172号掲載/photo : Tomo Ishiwatari text : Kahoko Nishimura)