今食べたい中華。 今話題のおしゃれで美味しい進化系薬膳!体と心を癒してくれるこだわり薬膳グルメ3選
暑いと思えば次の日は急激に冷えているなんてこともある今日この頃。日々の寒暖差で体調を崩してしまう人もいるのではないでしょうか。薬膳料理は中華料理の一種で、健康に良いと言われる食材をふんだんに使用。そのため薬のような効果もあると言われています。まさに体調が優れない人にもオススメしたい料理です!
1.看板のないお店の絶品中華〈月世界〉/渋谷
表に看板はなく、薬膳酒の瓶がずらっと並び超怪しげなこちらのお店。そんな外観からは想像もつかないような、マニアックな中華が絶品で店内は連日満席!ビオワインや薬膳酒も豊富にそろう。
いただけるのは、40種類以上の自家製醤を使用した旬野菜の料理や、王道の中華にひと捻りくわえた薬膳料理など女子に刺さるメニューばかり。ここでは、痺れる辛さのよだれ鶏に始まり、山椒と八角香る汁なし担々麺まで本能の赴くままに食べるのが正解。
(Hanako1121号掲載:photo:Masato Moriyama text:Ayano Saka(i verb))
2.体と心を癒してくれる、こだわり中華〈南青山 エッセンス〉/外苑前
自家農園で自ら作る無農薬野菜をはじめ、安心安全な食材にとことんこだわる薮崎友宏シェフ。化学調味料はもちろん一切使わず、素材の味をしっかり引き出していく。
前菜の6種盛り合わせなど二十四節気(約2週間)でメニューが替わるのは、自然の変化に応じた食事が養生につながるとの薬膳の考えから。癒される味わいをぜひ。
足利マール牛ランプの低温ロースト 桑の実とザクロのソース。料理は全て夜の8,000円のコースから。
(Hanako1146号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Riko Saito)
3.「美食同源」を追求したフレンチと中国茶の饗宴。〈薬膳フレンチ La Belle Lune〉/銀座
洗練されたフレンチに薬膳を取り入れ、「見て楽しく、おいしく、体にいい」を実現した美食同源料理。ディナーのティーペアリングは、オーナーシェフ・柳澤義泰氏が厳選した中国茶と台湾茶で、ひと皿ごとに専用の茶器を使い、テーブルで供される。
緑茶、烏龍茶、プーアル茶と濃い風味のお茶へ続くのは、徐々に体を温め、血の巡りをよくするため。夏には水分補給を助ける日本茶、冬には冷えに弱い腎臓にやさしい黒茶と、季節ごとの体の変化に寄り添ったペアリングを展開する。
お腹いっぱい食べても体が軽い。食いしん坊の強い味方だ。
〈薬膳フレンチ La Belle Lune〉
ディナーコース10,000円~、ティーペアリング5,000円~。完全予約制。
■東京都中央区銀座8-7-2 B1
■03-6274-6459
■11:30~16:00(ランチ)、18:00~24:00(ディナー) 不定休
■10席/禁煙
(Hanako1170号掲載/photo : Fuminari Yoshitsugu text : Yuriko Kobayashi edit : Seika Yajima)