カラフルなひと口羊羹など。 ちょっとしたお礼手土産に。1,000円以下で買える「モダン和菓子」6選!
和菓子の伝統とその技術を生かしつつ、新しい感性を加えた“モダン和菓子”が進化中。見た目も味もとっても斬新!日本茶以外のお茶とも好相性な6品をご紹介します。
1.〈風流堂〉の「遊びかん」角砂糖のような、愛らしいひと口サイズ。
島根県松江市の和菓子店が手がけるひと口羊羹は、表面はシャリッ、噛むとしっとりした食感。誕生のきっかけは「和菓子文化の華だった羊羹の人気を復活させたい」という老舗の心意気。黒・黄・桃色のカラーは黒糖、ゆず、隠元豆という和菓子伝統の味に由来する。角砂糖のようにティーカップに添えても素敵。1箱500円
■0852-21-2344
2.〈wagashi asobi〉の「ハーブのらくがん」甘いだけじゃない、清涼感たっぷりの落雁。
国内外で活動する和菓子職人が生み出した、香料や着色料を使わず、ハーブや果物、抹茶などの素材そのものを練り込んだハーブの落雁。ハイビスカスは程よい甘酸っぱさ、カモミールはリンゴのような優しい香りで、紅茶と一緒に食べるとフレーバーティーのような味わいに。素材由来の色も美しい。4個入り334円
■03-3748-3539
3.〈菓游 茜庵〉の「ゆうたま」伝統の技で実現。香り弾ける和のゼリー。
徳島県の和菓子店が四国産の果実を厳選して作った和のゼリー。ゆず、有機すだち、阿波山桃など、どれも口に含んだ瞬間に果実のみずみずしい風味が弾ける。独特の食感は、寒天を使ってゼリーのような質感を生み出す「錦玉」という和菓子の伝統技法によるもの。透き通るビー玉のような佇まいも上品。7個入り880円
■088-625-8866
4.〈十火〉の「丸 maro」専門店が作った和モダン米菓子。
明治創業の米菓専門店が展開するモダン米菓子ブランド。人気の「丸maro」は柔らかく粘りとコシの強さが特徴の米「ヒメノモチ」を生地に使用。ふんわりした口どけは丁寧な煎り焼きの技術の賜物。和三盆とフリーズドライいちごをそれぞれコーティングした2種の風味で、優しい甘さと酸味を楽しめる。16個入り600円
■072-762-4711
5.〈大野屋〉の「花尽くし」愛らしいラムネに宿る、和菓子の心。
富山県高岡市で180年続く和菓子屋が代々受け継ぐ木型の技術を使って作るラムネ。季節や行事に合わせて美しい造形を生み出す和菓子作りのこまやかな感性を生かし、職人が一粒ずつ手作りする。国産のいちごの甘酸っぱい風味を生かした「花尽くし」は桜、梅、牡丹など折々の花をかたどった愛らしいひと箱。10個入り500円
■0766-25-0215
6.〈六雁〉の「求肥餅」和菓子の常識を覆すフルーツ求肥餅。
銀座の日本料理割烹が手がける求肥餅は、あんずやりんごなどのドライフルーツがゴロゴロ入った新食感。求肥のモチモチにドライフルーツのサクサク食感のアクセントが面白く、果実のフレッシュな風味があと引くおいしさ。日本茶のほかストレートティーとも好相性。店頭購入のみ、要予約。8個入り796円
■03-5568-6266
(Hanako1170号掲載/photo : Naoki Seo styling : Yui Otani text : Yuriko Kobayashi edit : Seika Yajima)