おいしいアテと広がる日本酒の世界。 あなたもきっとハマる、日本酒ペアリング!バライティー豊かな日本酒専門店。

FOOD 2018.12.29

「日本酒初心者に優しいお店を教えて!」はもちろん、「日本酒の世界を広げたい」という声にも応えてくれるお店をピックアップ!あなたの日本酒ワールドをもっとディープに。

1.タイ料理と日本酒!?スパイシーなタイ料理とのマリアージュという新体験!〈ラコタ〉/吉祥寺

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その意外すぎるマリアージュのきっかけは、店長の三浦剛さんがご近所の日本酒の店で出合った純米酒。「日本もタイも同じ米文化。これならタイ料理にも合う」と確信し、いまや日本酒の品ぞろえは常時30種。おすすめはどぶろくや、米の味がしっかりと楽しめる精米歩合の高い酒。味にインパクトがあるから、味が濃くスパイシーなタイ料理に驚くほどマッチする。女子にはどぶろくで作るカクテルも人気。

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名物「鶏の炭火焼 ガイヤーン」(Sサイズ)450円には、岩手県の〈民宿とおの〉の「どぶろく・水もと仕込」グラス750円を。

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乳酸菌が豊富などぶろくの酸味と甘味が、鶏の旨味を倍増させる。

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生のハーブが鮮烈な「グリーンカレー」920円は、米の味がガツンとくる〈泉橋酒造〉の「恵 海老名耕地80%」1 合900円と。

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熱燗で香りを開かせれば、カレーの力強さとさらにマッチ。

(Hanako1127号掲載/photo:Shin-ichi Yokoyama text:Chiho Ohsawa)

2.おひとりでも◎体にスッと染みいるおいしさに、燗酒ファン急増中!〈ひねもす〉/三鷹

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ご主人が料理を担当し、着物姿の女将がカウンターを仕切る。ひとりで訪れる女性客も珍しくない。ずらりと棚に並んだ一升瓶は約60種。やさしくふくよかな口当たりもあれば、ガツンとパンチがきいた味に仕上がるものも。飲まず嫌いな人が多いからこそ、ぬる燗、熱燗のおいしさを知ってほしいそう。

燗酒は1合900円~
燗酒は1合900円~

燗酒は1合900円~。半合で頼んでいろいろ飲み比べることもできる。女性におすすめは「五人娘 しぼったまんま」の燗。フレッシュな酸味がクセになるおいしさ。

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料理は和をベースに幅広い守備範囲。旬魚のお造りはもちろん、皮から手作りの水餃子、スコットランドの郷土料理、羊肉とカラス麦にスパイスをきかせて炒めた「ハギス」などなど。「スコッチハギス」830円。羊&スパイス好きはぜひ。

「多摩地豚と帆立の水餃子」700円
「多摩地豚と帆立の水餃子」700円

(Hanako1129号掲載/photo:Kayoko Aoki text:Yumiko Ikeda)

3.最高にワクワクする!創業130年の酒屋の中で昔ながらの「角打ち」を堪能。〈相模屋本店 角打ち〉/田原町

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明治創業の老舗酒店に木金土日のみオープン。外観はレトロな酒屋。お店の一角で飲む角打ちのつまみは乾きものだけの場合が多いが、ここはポルチーニ茸のポテトサラダや豚肉のリエットなど、本格的なバルメニューがずらり。それもそのはず、〈キッチンセロ〉や〈ブチ〉など数々の立ち飲み名店を手掛けた岩倉久恵さんが女将という名コラボなのだ。

しっとりとしたローストビーフ500円は日本酒にも合う。
しっとりとしたローストビーフ500円は日本酒にも合う。
「むかごと青海苔のキッシュ」、「ひこ鰯のマリネ」などつまみはほとんどが300円
「むかごと青海苔のキッシュ」、「ひこ鰯のマリネ」などつまみはほとんどが300円

手際のいい接客と地元客とのからみは寄席のような小気味よさ。支払いはキャッシュオン方式。おつりが升に入り返ってくる。

(Hanako1146号掲載/photo : Mao Yamamoto text : Noriko Maniwa)

4.フレンチシェフが手掛ける〈日本酒バー 3bis〉/水天宮前

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人気ビストロ〈イレール〉の島田哲也シェフが営む立ち飲み日本酒バー。スタッフは女性のみで気さくなのがうれしい。

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レアなお酒が30種類以上そろい、料理はもちろん島田シェフ監修。

(Hanako1153号掲載/photo:Kenya Abe text:Riko Saito)

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