聖なる夜は贅沢しよう。 平均予算15,000円!大人の雰囲気を楽しめるクリスマスディナーはこのお店。
もうすぐやってくる、平成最後のクリスマス。だからこそ、今年はちょっぴり贅沢して、忘れられないクリスマスにしませんか?予算15,000円以内、とっておきクリスマスディナーが楽しめるレストランをご紹介します。
1.料理が紡ぎ出される過程を"鑑賞"できる〈フロリレージュ〉/外苑前
フルオープンの厨房を囲むカウンターで、料理人が直接お客さまに料理の説明とサービスをする注目の店。料理人がきびきびと働く姿を見ながらの食事もお客さまに喜ばれる。
初来店のお客さまにお出しする「サスティナビリティー、牛」は経産牛(12~13歳の雌牛)の赤身に手をかけ、味わい深いひと皿に仕上げる川手シェフの定番料理だという。食を取り巻く社会状況(食品ロスの多さ)への警鐘を、これだけ洗練された料理で伝えるシェフの腕と意識は破格。コースのみ。ランチ6,500円と12,000円、ディナー12,000円
(Hanako 1123号掲載/photo:Shiro Muramatsu(chefs), Hiro Nagoya(restaurants) text & edit:Chiyo Sagae)
2.京都の風を感じながら味わう、和魂洋才料理。〈レストラン ヤマウチ ギンザ〉/銀座
和食やフレンチといったジャンルにとらわれず、旬の食材を自由な発想で独創的な料理に仕立てていく京都〈よねむら〉の米村昌泰シェフ。その銀座店の料理長を長年務めていた山内聡夫さんが独立。米村シェフ直伝の変幻自在な料理を基本に、より京都を意識した内容になっている。
「まずは京都からの旬の食材ありきです。それを一番おいしく食べていただくために、あらゆる料理法を駆使しています」と山内シェフ。「鴨のロースト松茸どんこ椎茸九条葱」わさび、岩塩、自家製柚子胡椒をお好みで。
野菜は毎日京都から、無農薬露地栽培のものが送られてくる。箱を開けるまで何が入っているかわからないのが楽しいという。コースは昼も夜もボリュームがありながら、京野菜をふんだんに使っているので、翌日の体はすっきり。まずはランチで、ここにしかない山内ワールドの体験を。「いくらといちじくの冷たいパスタ」吉野葛でとろみをつけた和のソースを絡めて。ディナーコース15,000円。要予約。
(Hanako1165号掲載/photo:Satoshi Nagare text:Riko Saito)
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