いつもの紅茶が格段に美味しくなる! 紅茶のプロおすすめ!ホットもアイスも。ティーバッグで淹れる、おいしい紅茶の淹れ方とは?
手軽においしく紅茶を淹れたい!そんなリクエストに応えてくれるティーバッグを使ったレシピを、紅茶のプロである〈teteria〉大西 進さんが教えてくれました。今回は、基本のホットティーとアイスティーをご紹介します。
ホットティー
さっと作って飲みたいときにおすすめの基本形。意外に知らない淹れ方のコツをおさえて、おいしい紅茶時間を手に入れて。
■STEP1
耐熱カップを、お湯で温めておきます。小さなひと手間がおいしさの秘訣。
■STEP2
ティーバッグを用意します。封筒型のティーバッグで、ドーナツ型になっているものは、お湯に触れる面積を増やすために隙間を広げておきましょう。
■STEP3
沸騰したての熱いお湯を、ティーバッグの袋に書いてある分量だけ入れます。およそ150㏄くらいのものが多いです。
■STEP4
カップに蓋をして、袋に書いてある時間が経ったら、できあがり。
アイスティー
濃いめに作った紅茶を、氷をいっぱいに満たしたグラスに注ぐだけ。風味豊かな、キリリと冷えた一杯をどうぞ。
■STEP1
耐熱カップに2個のティーバッグを入れ、ティーバッグ1個分の分量のお湯を注ぎます。通常の2倍の濃さで作るということです。
■STEP2
蓋をして待ちます。甘くする場合は、お茶が温かいうちに砂糖を入れて溶かしておきます。
■STEP3
ティーバッグによって決められた時間が経つ間に、大きめの耐熱グラスに氷を準備します。
■STEP4
氷の上からお茶を注いでできあがり。余分な氷は溶け残り、ちょうどいい濃さのアイスティーになります。
今回教えてくれたのは…
大西 進/1976年生まれ。喫茶店や茶畑での勤務を経て、茶葉を扱う〈teteria(テテリア)〉を開業。各地で紅茶教室を開催。著書に『紅茶の絵本』ほか。
(Hanako1145号掲載/text : Yuko Tanaka illustration : Tomoko Shinozuka)