日本最古!?といわれる居酒屋も。 忘年会終わりにもう一杯。美味しいお酒が楽しめる都内大衆居酒屋3軒
忘年会が続くこの季節。みんなでワイワイ楽しんだあとにもう一杯!なんてことはありませんか?今回は、そんなあなたにぴったりな大衆居酒屋をご紹介します。肩肘張らず、気の合う仲間と気軽に楽しめるお店ばかりです。
1.老舗の大衆居酒屋でわいわい〈神田 みますや〉/淡路町
創業明治38年で日本最古の居酒屋の説もあるこちらのお店。明治の頃には、食堂のように親しまれていたとのこと。店内は、小上がりの畳席、長テーブルの椅子席、座敷2間と、赤ちょうちんを掲げる外観からは想像できないほど広く、開放的。
店名が入ったオリジナルの徳利とお猪口がいい感じ。神亀など旨口の酒もちゃんとそろえているのも素晴らしい!「白鷹あつかん」1合450円
(Hanako1121号掲載:photo:Kazuharu Igarashi, Shinichiro Fujita text:Asuka Ochi, Toyofumi Makino)
2.街の顔ともいえる有名店。〈だるま〉/門前仲町
父親である先代から8年前に店を引き継いだ美人姉妹の理さんと真さんが切り盛りし、開店するやいなや、カウンターは彼女たちを目当てにやってくる紳士な常連さんや姉御と慕う女性客でいっぱいに。
「チューハイ」450円は、焼酎と炭酸が注がれたジョッキに、自分でライムやレモンのエキスを入れて飲む。
(Hanako1121号掲載:photo:Asami Minam(i model), Megumi Uchiyama(shop) text:Aya Shigenobu)
3.ガード下でもつ焼き・もつ煮とホッピー。〈もつ焼きふじ〉/日比谷
小さなお店が肩を寄せ合うように連なるガード下は、車一台がギリギリ通れるほどの細さの道に、もくもくと煙が立ち込める。向かい合う2軒のもつ焼き屋があり、日比谷側から入って左側が〈もつ焼きふじ〉。ここは店主の五十嵐義幸さんが焼くもつ焼き目当てに、お客がひっきりなし。
炭火でじっくり焼き上げるもつは、丁寧に下処理してあるので、全くクサみなし。「もつ焼き」1本150円~
味噌仕立てのもつ煮は、もつと刻みネギだけのシンプルな構成。エアコンはないから夏は暑いし、吹き抜けだから冬は寒いのにいつも超満員なのが、なんといってもおいしさの証。「秋は過ごしやすいよ」と五十嵐さん。電車の音を聴きながら、粋に一杯!
(Hanako1165号掲載/photo : Mariko Tosa text : Emi Suzuki)