福岡グルメ雑誌の編集長おすすめ! リーズナブルな創作料理が人気!食の都・福岡でいまアツい割烹居酒屋〈赤坂こみかん〉とは?

FOOD 2018.12.13

〈酒井商会〉の人気にもあるように、ただ今、福岡は日本中の食いしん坊が熱い視線を送っている食べ歩きの街。福岡の食ならこの人!と評判の弓削聞平さんに、福岡でおいしく幸せな時間の過ごし方を教えてもらいました。

福岡の食シーンが魅力的な理由

今、福岡で行っておきたいと全国からアツイ視線を向けられている居酒屋〈こみかん〉。
今、福岡で行っておきたいと全国からアツイ視線を向けられている居酒屋〈こみかん〉。

全国でも有数の食都として知られる福岡。皆が口をそろえて言うのは、飛び込みで入ってもハズレの店が少ないということです。つまり平均点が高いということ。それはきっと福岡の地元の人たちの目がシビアで、実力がない店はすぐに淘汰されるからだと思います。特に海鮮居酒屋などはその傾向が顕著で、コスパのよさには驚かされます。また、屋台の街として知られる福岡は、街場の店もどこか屋台的。店主と客、常連客と一見客など、総じてコミュニケーション上手で、すぐに気感があるんです。だから福岡での食事はおいしいだけではなく楽しい。ほかにも数多ある福岡の食シーンの魅力の数々。あなたも目と舌で実際に体験してみてくださいね。

〈赤坂こみかん〉の魅力1.フレンドシップ

MG_6674atari

店に入った瞬間、板場のセンターで笑顔満開の店主、そしてスタッフたちによる「いらっしゃいませ」。その後もノンマニュアルのフレンドリーな接客に、初めて来たことを忘れてしまいそう。再訪せずにはいられない。

〈赤坂こみかん〉の魅力2.リーズナブルな創作料理

MG_6610atari

「何、これ?」。頼むと誰もが二度驚く「コールスロー」。まずはその見た目に。そしてキャベツをくずすと中から半熟卵の黄身がトロ〜リ。客の笑顔を見たいがために、料理への創意工夫はエンドレスだ。

「鴨とセリのくわ焼き」は1,400円。福岡の店はどこも料理のレベルや量に比べてリーズナブルなことに驚かされる。単に物価が安いということよりも、お店のサービス精神の表れのようだ。

〈赤坂こみかん〉の魅力3.ヴァンナチュール

MG_6509atari

東京のヴァンナチュール関係者も頻繁に訪れるほど、福岡はナチュール先進国だ。街がコンパクトということもあるのだろうが、徒歩圏内のあちこちにナチュールのレストランやワインバーが点在している。

〈赤坂こみかん〉

MG_6846atari

天ぷらと炊きたてご飯を筆頭に割烹仕込みの料理でもてなす人気店。
■092-734-3090
■福岡県福岡市中央区大名1-7-10 1F
■17:00〜1:00(24:00LO) 日休
■28席/禁煙

今回教えてくれたのは…

MG_6712atari1

編集者・弓削聞平
福岡のグルメ雑誌『epi』『ソワニエ』の編集長を計14年務め、今年3月卒業。「福岡の隠れ家・穴場」など、福岡をテーマにしたムックを多数出版。今年、ブログ「福岡外食三昧」を書籍化。

(Hanako1167号掲載/photo : Yuichiro Hirakawa, Sakura Takeuchi text : Bunpei Yuge, Takumi Hayama, Tomoko Ikuno)

Videos

Pick Up