やみつきになるスパイスや香り。 アジアンライスで広がるお米の楽しみ方。都内で見つけたエスニック料理店とは?
FOOD 2018.12.05
お米といえば、日本食のイメージが強いですが、お米を使ったアジアングルメも忘れてはいけません。今回は、パイナップルを使ったチャーハンや、クセになるスパイスが効いたカレーをご紹介します。バラエティ豊かなお米の楽しみ方が広がります!
1.お米屋さんの中にある!?優しい料理に出会える。〈バイトーンク〉/参宮橋
老舗米店〈梅沢米穀店〉の中に作られたこの店は、店主の妻であるカモントンさんによるもの。タイ王室を彷彿とさせる洗練された設えが明るい印象だ。
メニューには米店で扱う日本米も用い、中でもパイナップルチャーハンの「カーウォップサパロット」(前・1,100円)は人気の一品。美しく盛られた「プラークン」(奥・870円、各税込)は、ミントが爽やかな海老のサラダ。
2.ミャンマーの歴史を感じるプレートランチが楽しめる!〈オリエンタルキッチンマリカ〉/高田馬場
ミャンマーがイギリス統治下にあった時代に、イギリス人向けに食べやすく作ったダンパッウを楽しめるお店。
店の名物でもある「ダンパッウ」(900円、税込)は、豆とぶどうと赤パプリカ、そしてウコンで炊いたお米に、ドライカレー風の鶏煮込みをのせた栄養満点のワンプレート。マンゴーのピクルスやエビの塩辛で好みの辛さに調節して。
3.まるで現地にいると錯覚してしまう。〈ネパリコ渋谷店〉/渋谷
土壁と木材の内装も、まるでネパールのお家のよう。最近では東京にもネパール料理の専門店が増えたが、そのなかでも〈ネパリコ〉は、まるで現地にいると錯覚してしまうほどで、本当のダルバートが食べられる貴重なお店ではないかとの声も。
「ダルバートベジセット」840円。写真はサラダやチャイがついたランチのセット。ダルスープのおかわりとライスの大盛りが無料なのがうれしい。
(Hanako1140号掲載/photo : Yoichiro Kikuchi,Jiro Fujita text : Kahoko Nishimura text&edit : Mick Nomura)