海外のデザートを再現したお店も! 名物スイーツでティータイム。空間も魅力的な都内おすすめ喫茶店とは?
喫茶店での楽しみといったら、カフェはもちろんですが、何といっても甘いスイーツ!今回は、眺めるだけでもうっとりな美味しいスイーツをお目当に訪れたい喫茶店をご紹介。老舗の伝統を感じられる店内にも注目です!
1.器の可愛さにもきゅん。珈琲を引き立てるスイーツもぜひ。〈古瀬戸珈琲店〉/御茶ノ水
瀬戸の窯元と縁深いオーナーが1980年にオープン。カウンターの壁一面に並ぶカップは世界の一流メーカーの品から日本の作家モノまで200客以上。これらを選んでコーヒーを楽しめる。
自家製の「シフォンケーキ」は独特のしっとり感が人気。温かい皮に冷たいカスタードを詰めた「シュークリーム」480円(写真)はラム酒を効かせた大人の味わい。
(Hanako1150号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Kimiko Yamada)
2.ウィーン市公認店の力作、伝説のデザートを現地風に。〈CAFE WIEN 三越日本橋店〉/三越前
1983年創業、ウィーン市公認のカフェ。フランスの著名なシェフ、エスコフィエがオーストラリアのオペラ歌手ネリー・メルバのために作った伝説のデザートをここでは可能な限り忠実に再現。
「フィルシメルバ」972円、セット1,620円。黄桃にバニラ、ラズベリーソース、アーモンドを混ぜて楽しむこのスイーツは「氷で彫った白鳥の器に盛るのが本来」とここでは白鳥グラスで提供。
(Hanako1150号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Kimiko Yamada)
3.店内に流れる音楽とともに、心豊かなひとときを。〈音楽喫茶 acacia〉/小竹向原
声楽科の教授だった父に、ピアノを教えてい た母と、音楽一家で育った渡邊啓吾さん。両親から受け継いだ店を、現在は奥様と一緒に 切り盛りしている。店内には希少なクラシッ クのレコードや、足踏みオルガン、〈タンノイ〉のスピーカーと、オーディオマニア垂涎の品も。午前中は愛唱会などカルチャー教室を開催。古伊万里やマイセンなどの素敵なカップが並ぶ。好みのものを選んで。
「モンブランと紅茶のセット」1,080円。
(Hanako1150号掲載/photo : Yoko Tajiri text : Mikiko Okai)