ジャンルの違う麺3選。 こだわりの麺とスープに舌鼓。いま食べたい!都内のおすすめ冬麺グルメ3軒
お腹が空いたとき、気軽にお店に入って食べられるのが麺料理。今回は、麺料理の王道のラーメンに、まだまだ知られていない韓国チャンポンなど最近おすすめ麺グルメをご紹介します。
1.うどんへの情熱が詰まった究極の一杯がここに。〈谷や 和〉/水天宮前
「うどん馬鹿」を自称する谷和幸さんは、地元香川の有名店〈もり家〉で修業を積んだ。讃岐うどんの格を上げたい、との熱意を胸に独立。
小麦を練り、生地踏みをし、空気を何層にも含ませる。すると抜群の弾力が生まれ、コシの強い麺が完成。目指すうどんに近づけるため、湯がく水や締める水の状態も調整するという。
(Hanako1123号掲載/photo : Keiko Nakajima text : Kahoko Nishimura edit:Chiyo Sagae)
2.食材を吟味した自然派の〈ラーメン 健やか〉/三鷹
引き継いで守る味があるわけではないことを逆手に、「日々進化、オリジナルを追求」と店主。店先で待つ人の姿がおいしさの証だ。
特製ラーメン(醤油)980円(各税込)は、スープをひと口すすると、醤油のまろやかさに続いて、貝の旨味がふわりと口に広がり喉を過ぎる。国産小麦100パーセントの自家製麺の、パツンとした歯切れのよさも◎食べるほどに口福へと導く一杯。
(Hanako1151号掲載/photo : Michi Murakami, Kanako Nakamura text : Yumiko Ikeda)
3.じわじわくる辛さの奥に魚介の甘みがジュワッ!〈ジャジャン麺ハウス〉/新大久保
韓国では定番の旨辛フード、手延べ麺の絶品「チャンポン」900円は、病みつきになるおいしさ。一口目は魚介の風味が広がり、食べ進めるうちに唐辛子の辛みが存在感を発揮。刺激的ゆえ、油断してすすると確実にむせるが、そのうまさから食べる手は止まらない。
さらに辛さを求めるなら、唐辛子増しの「ゴチュチャンポン」1,200円を。付け合わせのたくわんと玉ねぎは、中国味噌につけて。
(Hanako1138号/photo : Daiki Katsumata text : Yukina Iida)