濃厚チョコ派、必見。 絶品チョコレートケーキが楽しめる!都内の実力派パティスリーといえば、この2軒!
秋も深まり、濃厚なチョコレートケーキが食べたくなるこの季節。そんな時におすすめの、絶品チョコレートが楽しめる都内のスイーツ専門店をご紹介します。
1.斬新な見た目と優しい口当たり。〈La croisée〉/両国
ハンガリーの老舗〈ジェルボー〉日本店でシェフパティシエを務めた柄澤忍さんが、自身のお店をオープン。
右から、「ルージュ」480円はアングレーズベースのショコラブラン。外側は濃厚、中に軽めのムースショコラを。茶葉から抽出したアールグレイ風味の「テ ノワール」470円は、高乳脂肪分の生クリームとイタリアンメレンゲを合わせ、チョコのコクを残した。「レクタングル」480円はカカオ濃度56%、60%の2種類を使用。中と上にイタリア産ビオワインで煮込んだイチジクが。(各税込)
クセがなくフルーティなベトナム産のチョコを、カカオ濃度を変えて数種類組み合わせ、クリームの乳脂肪分やガナッシュのバターの量を緻密に計算。どのケーキも見た目以上に口当たり軽やかだ。葛飾北斎生誕の地にちなみ、フランボワーズで赤く彩った赤富士モチーフの「ルージュ」など、斬新なデザインの江戸情緒あふれるガトーも見逃せない。
2.〈Schloss Bäckerei〉家庭的な北ドイツの焼き菓子を都会的なスタイルで。/広尾
一昨年9月にオープンしたドイツ菓子専門店。ベイクドが主流のドイツ菓子では珍しい、遊び心あふれるアレンジが新鮮。
右から、「マジパン・アソート」1,700円は、オレンジ、パイナップル、ピスタチオ、エスプレッソなど全7 種類から選べる10個入り。チョコレートでコーティングされ食べやすい。「モンブラン」550円は、濃厚な愛媛の和栗と滑らかな食感のフランス産西洋マロン、2 種類の栗を一度に味わえる。ウィーン菓子の「ザッハートルテ」520円には、マジパンやブルーベリーのジャムを組み合わせドイツらしく。
焼きメレンゲをビターチョコで包みモンブランの中に忍ばせたり、ザッハートルテの表面はカカオ54%のチョコで仕上げ、甘みはサンドしたバタークリームで加えたりと、より洗練された味わいに。またアーモンドと砂糖を練り上げたマジパンは、ドイツで老若男女に愛される老舗ニーダーエッガー社製のもの。日本で販売しているのはここだけ!
(Hanako1126号掲載/photo:Nao Shimizu styling:Miwako Nakane cooperation:AWABEES
text:Mariko Uramoto, Hiroko Yabuki, Kahoko Nishimura, Alice Saito)