今、東京の麺が面白い! 最新の東京麺グルメ!一度は味わいたい美味しい「ユーモア麺」があるお店とは?

FOOD 2018.10.11

東京は麺グルメも最先端!今回は、東京都内にある変わり種の麺料理が絶品のお店をご紹介します。新鮮かつ絶品の麺は必食です!

1.肉料理で知られるシェフが煮干しパスタを考案。〈si.si. 煮干啖〉/日本橋

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にぼたん。得も言われぬかわいい響きの正体は、煮干しを使ったパスタ。イタリアンなのに、どこか懐かしい和を感じさせる一皿である。考案したのは、熟成肉を供するレストラン〈カルネヤサノマンズ〉などを手がける高山いさ己シェフ。「昨年、肉のソース用に使った煮干しを粉末にしてパスタを作ったら、想像以上においしくてね。使っているのは香川県伊吹島産。味がシャープで臭みがまったくないんです」という。

「にぼたん」中850円
「にぼたん」中850円

煮干しのフレークとバター、柚子で作ったソースを絡めた太めのパスタの上にのっているのは、紫タマネギのみじん切りとうずら卵、有明産の海苔、焼豚。「タマネギと柚子の酵素が、煮干しの豊富なタンパク質を分解してくれるんですよ」と、意外や科学的な裏付けも欠かさない。

煮干しダシにジャガイモのすり流しを加えた「にぼ吸い」200円(各税込)とともに。
煮干しダシにジャガイモのすり流しを加えた「にぼ吸い」200円(各税込)とともに。

そんな高山シェフが目指すのは、「にぼたん」という料理名の確立。ナポリタンやたらこスパと、にぼたんが肩を並べる日もそう遠くない!?

(Hanako1161号掲載/photo : Yoichi Nagano text : Ai Sakamoto, Kon Inoue)

2.渋谷で40年受け継ぐ香川の味〈麺㐂 やしま 円山町店〉/神泉

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香川で80年前に創業し、40年前に祖父の代で渋谷に移店。当時珍しかったうどん専門店は街の人に愛されてきた。

20種以上にも増えた品書きの中には「ミートソースうどん」などの変わり種も。それも、渋谷になじむ店ならでは。

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麺は注文のたびに茹でるため、いつでも湯がきたての出来たて。4代目が香川で探し出した「義農味噌」に麦を合わせ、温泉卵とトッピングした「麦みそうどん」は830円(税込)

げそ天150円。(税込)
げそ天150円。(税込)

丁寧に作るあげ玉で包むように揚げた天ぷらはサクサク。

(Hanako 1123号掲載/photo:Takeharu Hioki, Shinichiro Fujita(vending machine) text:Haruka Koishihara edit:Chiyo Sagae)

3.丸ごとイワシは熱々のほろほろ〈Vinok〉/代々木八幡

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オーナーシェフ奥村哲也が考案した「魚やきそば」は、見た目のインパクトからSNSで拡散中だ。

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独学の製麺技術による自家製麺は、もっちりとした食感でちょっと甘めのエスニック風味。低温オイルで3時間煮る「イワシのコンフィ」は、骨まで食べられる。がーっと混ぜてレモンをギュッ。摩訶不思議なおいしさがクセに。

(Hanako1146号掲載/photo : Yoko Tajiri text : Miki Konno)

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