ヴィーガンから、全国の食材がダイレクトに味わえるものまで。 こだわりの逸品が楽しめる、おすすめジェラート専門店とは?
豊富なフレーバーやヘルシーさが魅力のジェラート。今回は、世界大会で受賞経験もあるグルテンフリーやヴィーガンなどヘルシー志向なものや、全国の食材のおいしさをダイレクトに味わえるものなど、こだわりの逸品が楽しめるおすすめジェラート専門店をご紹介します。
1.〈Premarché Gelateria 中目黒店〉/中目黒
長年自然食に携わってきた中川信男さんは、フェアトレードやオーガニックの考えをより広く知ってもらうために、ジェラート店をオープン。イタリアで修業したのち、京都で店を始めてから約10カ月で世界ジェラートコンテストに入賞した。
アレルギーや食文化などを超え、みんながおいしいジェラートを食べられるようにと全てグルテンフリーのフレーバーは40種類も。動物性素材不使用の“Vegan”、動物性素材は使わないがハチミツは使う“Beegan”など、誰もが安心して選ぶことができる。熱烈なファンが増加中だ。
100%お米のみで作ったジェラートや、モンブランなど、ユニークなフレーバーも多数。写真は、ねっとりとしたテクスチャーのピスタチオとマンゴーの2フレーバーカップ700円。オーガニックナッツ&フルーツのトッピングビュッフェ(+300円)もある。
〈Premarché Gelateria 中目黒店〉
2017年に京都の三条本店が、今年7月1日に東京・中目黒店が開業したばかり。
■東京都目黒区上目黒2-9-36
■03-6303-0141
■12:00~21:00(金土~22:22) 木休
■16席/禁煙
2.〈HUSKY gelato 戸越店〉/戸越
新潟県魚沼市から生まれたショップ。魚沼の美しい水を使ったジェラートは毎日配送されてくる。日本全国の農産物のおいしさを知ってほしい、と新潟以外の食材も積極的に使用。傷みやすく生では出回りにくいイチゴ「越後姫」や、傷のついたB品のフルーツなどもジェラートにすれば味わえるため、生産者にも喜ばれるのだという。
素材の良さを生かすためにジェラートの全体量に対して食材の割合が多く、味わいはストレート。8種類のフレーバープレートには産地や生産者を記載し、お客さんも食材との出会いのきっかけになる。
北海道産カマンベールや岩手県産ミルクで作ったベースに、アーモンド、かぼちゃの種、くるみ、レーズンなどがゴロゴロ入った「カッサータ」と、愛媛〈岡野農園〉の南津海(なつみ)みかんを使った一番人気「みかんヨーグルト」のハーフ&ハーフ550円。
〈HUSKY gelato 戸越店〉
その場で盛ってもらえるディッピング、持ち帰りしやすいカップのジェラートがあり、フレーバーも豊富。
■東京都品川区戸越4-4-24
■03-6426-2251
■11:00~18:00 火休
■7席/禁煙
(Hanako1162号掲載/photo : Kenya Abe text : Kahoko Nishimura)