【目黒】ひとりでも楽しめる散歩スポット4選
1. SWITCH COFFEE TOKYO
目黒川沿いの住宅地にある〈SWITCH COFFEE TOKYO〉は、地元の人からも愛される街のコーヒースタンド。店主の大西正紘さん曰く、目黒は都心の中でも珍しく、いまだにローカルで個性的な雰囲気が残るエリアだという。
「お店をオープンして10年以上経ちますが、流行りに左右されず変わらないのが目黒の魅力。老舗のとんかつ店〈とんき〉のようにクラシックな飲食店が充実していたり、売れる前のX JAPANが出ていた老舗ライブハウス〈目黒鹿鳴館〉や〈東京都庭園美術館〉〈目黒寄生虫館〉など専門的なスポットも多い。ブラブラするよりも、何か目的を持って計画的に巡った方が街を楽しめると思います」。〈SWITCH COFFEE TOKYO〉は目黒の目的地を巡る合間にちょっと立ち寄れる、ちょうどいい街のハブの役割を担っているようだ。
カプチーノ600円に、上町〈BAKE mimi〉が卸しているクッキー450円が好相性。
住所:東京都目黒区目黒2-3-9
TEL:なし
営業時間:8:00~15:00(土日10:00~17:00)
定休日:無休
席数:約10席
2013年に焙煎所併設のコーヒースタンドを開業。2024年5月に、焙煎所から徒歩3分の場所にスタンドを移転拡大した。
2. 目黒区美術館
マニアも唸る近・現代の企画展
〈SWITCH COFFEE TOKYO 〉常連の地元の人も「おすすめとして外せない」と語る美術館。定期的に開催される企画展では、多様な美術の動向をとらえた確かなキュレーションが見どころ。草間彌生や藤田嗣治など日本を代表する芸術家の貴重な作品も所蔵しており、各地からマニアが訪れる。
住所:東京都目黒区目黒2-4-36
TEL:03-3714-1201
営業時間:10:00~17:30
定休日:不定休
近・現代の日本の芸術作品を中心に展示。天井から自然光が入るように造られた展示室の建築にも注目。
3. えーちゃん食堂
元気な一日をラーメンから始める
「夜の飲食店が多く、朝が遅い目黒を朝ラーメン文化で盛り上げているのが面白い」と大西さん。早朝から仕込んだ透き通る醤油スープのラーメン(1,000円)のほか、不定期で販売される限定ラーメンや、手揉みの特製麺で提供される「手モミの日」を狙うのもおすすめ。開催日は店内のカレンダーをチェック。
住所:東京都目黒区下目黒3-4-6サンライズ目黒1F
TEL:なし
営業時間:6:30~11:00
定休日:水休ほか不定休
席数:6席
中目黒〈えもと〉出身の店主が2023年4 月に開業。スープがなくなり次第終了。
4. 目黒シネマ
名画座で束の間のタイムスリップ
映画好きがこぞって訪れる名画座。見逃した上映作品や自分が好きな作品を狙って行くも良し、映画館の前に飾ってあるラインナップやテーマを見てドロップインするも良し。上映時間までコーヒーを飲んで時間を潰せたら完璧な一日。行く頻度が高いなら、お得なポイントカードを作るのを忘れずに。
住所:東京都品川区上大崎2-24-15 目黒西口ビルB1
TEL:03-3491-2557
定休日:不定休
2025年に50周年を迎える老舗の二本立て映画館。番組表やポップはスタッフの手作り。入館料1,600円。
photo_Yoko Takahashi,Hikari Koki,Yuki Sonoyama model_Arisa Nakano styling_Natsuko Kaneko hair & make_Hiromi Chinone text_Ayako Nozawa edit_Rio Hirai, Uno Kawabata