TOWN&CITY GUIDE 五反田の魅力#3 ひとり飲みもハシゴ酒も楽しい飲み屋7軒 FOOD 2024.06.14

山手線の駅の中では大規模開発されず、どこかのどかなローカルさが漂う五反田。ここ数年、個性豊かな飲食店やカフェ、ギャラリーなどがぞくぞくとオープン。街の多様な雑多さが、五反田ならではのローカルさを生み出している。今回はひとり飲みもハシゴ酒も楽しい飲み屋8軒をピックアップ。

INDEX

1,おちょこ1杯から日本酒を気軽にお試し。〈桑原商店〉

ビルが立ち並ぶ路地の一角に突如現れるネオン。大きく開け放たれた店内では思い思いに日本酒を飲み比べる人の姿が。季節ごとに入荷する約50種もの日本酒をおちょこ1杯(30㎖)から気軽に飲めるので、日本酒初心者にこそオススメしたい。

2,目黒川沿いにある開放感抜群のカフェバー。〈TONER〉

TONER カフェバー 五反田

看板に書かれた「珈琲と酒」の文字。昼はハンドドリップのコーヒーと本格スイーツが楽しめ、夜は日本酒と和食を中心としたバーとなり雰囲気が変わる。

3,東急池上線の高架下でクラフトビールを楽しむ。〈Far Yeast Tokyo〉

山梨で造られる自社ブランド「Far Yeast 東京」「馨和 KAGUA」「Off Trail」など20種ものクラフトビールがそろう旗艦店。ペアリングフードも提案してくれる。

4,人気絶頂の創作和食店は3年先まで予約がいっぱい!〈立呑み とだか〉

立呑み とだか
黒毛和牛をレアに仕上げた「牛ごはん」1,500円。テイクアウトも可。
黒毛和牛をレアに仕上げた「牛ごはん」1,500円。テイクアウトも可。

〈食堂とだか〉の向かいにある2号店。現在は着席スタイルで12品14,000円のコースを提供。ここにしかない料理を求めて多くの人が予約待ち中だが、キャンセルが出たらフェイスブックで告知、早い者勝ちなので待たずに入れるチャンスも。

5,人気店の名物料理も、スペシャルチケットでサクッと気軽に!〈酒肴 あおもん〉

酒肴 あおもん

鯵や鯖など、青魚を使う一品料理が並ぶ居酒屋の名物はアジフライ。〈OMO5東京五反田〉のフロントで15時から販売する「ひとさら de ご馳走パス」を使えば、名物料理とドリンクのセットを30分間限定で楽しめる。アペロ感覚で利用して。

6,常連客が夜な夜な集う“五反田ヒルズ”でハシゴ酒を体験!〈美亭〉

美亭
右・豚肉、ピーマン、チーズを使った「ピーチー」(左)が、串の中で一番人気。
右・豚肉、ピーマン、チーズを使った「ピーチー」(左)が、串の中で一番人気。

約40の飲食店が入る、昭和の面影を残すビル。ツアーガイドと2軒をハシゴする「五反田ヒルズツアー」(ホテル公式サイトで5日前までに要予約、1名6,000円)は、たとえば〈美亭〉で串焼きや一品料理を味わい、2軒目はバーやスナックへ。初めて訪れても常連気分に。

7,五反田グルメのラストは夜景を見ながらゆっくりと。〈OMO カフェ&バル〉

「おつまみプレートセット」1,500円。
「おつまみプレートセット」1,500円。
セットドリンクの「OMOレモンサワー」。ほかに、「和製ラムコーク」「りんごのフィズ」も選べる。
セットドリンクの「OMOレモンサワー」。ほかに、「和製ラムコーク」「りんごのフィズ」も選べる。

シメの一杯にも重宝するカフェ&バル。夜限定の写真のセットは、1952年創業の鶏肉専門店〈信濃屋〉とコラボしたメニュー。エスニック風味の唐揚げと、味噌マヨテイストのねぎま串をつまみながら、部屋に戻る前のひとときを。

終電を逃したら… レトロデザインな個室空間で宿泊、休憩も。〈℃ 五反田〉

℃五反田

東口の繁華街に位置するカプセルホテル。1時間から仮眠&シャワーが可能。インダストリアルな空間は〈桑原商店〉と同じ〈スキーマ建築計画〉が手がけた。

℃五反田

住所:東京都品川区東五反田1-20-15
TEL:050-1807-3412
営業時間:チェックイン14:00/アウト10:00
料金:宿泊2,800円〜、仮眠1,500円(1時間)〜。
※女性専用フロアあり、サウナは男性専用。

photo_Hikari Koki illustration_Yosuke Yamauchi  text_Kayo Yabushita

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