【京都】〈グリルはせがわ〉のカツサンドの味が忘れられない!サンドイッチの思い出2選
FOOD 2024.06.14
ミュージシャンの石塚淳さん、ラッパーのTaiTanさんにサンドイッチにまつわる思い出を教えてもらいました。
1. ミュージシャン・石塚淳/〈グリルはせがわ〉のカツサンドは自分にとって孤独の象徴
2004年に大学進学を機に京都に引っ越してきたんですけど、もうおもんなさすぎて、友達も一人もおらんし、全く大学に行けてなくて。卒業するために〈キャンパスプラザ京都〉で受講していた講座でも誰とも話さず、終わったらすぐに市バスに飛び乗って、当時どハマりしていた〈Meditations 〉というレコード屋さんに直行していたんです。
レコードを買った帰りに一人で食べる〈グリルはせがわ〉のカツサンドが、自分にとって孤独の象徴のようで今でも強烈に覚えている味ですね。鴨川で「さみしいな」と思いながらもくもくと食べてました。注文してから作ってくれるから、ほっかほかで肉はめっちゃ厚くて、サクサクの衣がついてて。味は最高だからこそ、よりさみしい。ここに通っていたのはたった半年なんですが、「おいしいね」と言う相手もおらんかったな、ということさえも思い出になってます。
2. ラッパー・TaiTan/今年も暑くなったらまた気まぐれで作ってくれますように
めったに料理をしない妻がある日突然、いちごサンドを作ってくれて驚き。「急にどうしたの?」って聞いたら、「夏だから」って。回答の真意はよく分からないけど、今年も夏が来たらあのサンドイッチがまた食べられると思うと今から楽しみ。