京都〈Ulu.〉今日はほっこりしよう、そうしよう。そんな日に訪れてほしいカフェ。／インスタグラマーきょんさん ～カフェノハナシ in KYOTO〜

日々を過ごす中で、ほっこりしたいときがある。とはいえ“ほっこりするぞ！”と、意気込むものでもきっとない。それでも"ほっこり"を求めたいときだってあるわけです。そんなときにおすすめしたいのが、フランス語で“幸せな”を意味する「heureux（ウル）」から着想を得て名付けられた鞍馬口のカフェ〈Ulu.〉。その名の通り、"幸せな"気分に浸りながらほっこりできる、忙しなく過ぎる日々に欠かせない一軒です。

このフレンチトースト、やわやわで、ふかふかで、だけどちょっぴり香ばしくて、なんとも心地がいいのです、すごく。理想的な黄金色も惹かれるし、最後まで美味しくいただける絶妙な甘さもそうだけど、さらなる口福を運んできてくれるアイスクリームとの絡みがたまらない…！

今夏デビューしたばかりの新作プリン。ぽてっとしたビジュアルもすきだけど、このケーキのようにカットされたビジュアルもいいなぁ。“クラシック”とある通り、風味・食感ともに慣れ親しんだ懐かしい一皿。カラメルの色味が一見濃厚だから、ビター感強めなのかなと思いきや、優しい味わいでこれまたほっこり。

ココアをベースに、クリーム、クランチクッキー、ココアパウダーを合わせたオリジナルドリンク。とろけるような優しい風味が沁みるのなんの…。温もりが抜けた場合は、再度温め直してくれるので、ご希望の場合はスタッフさんまで。ハート型のクッキー（200円）を合わせて楽しむのがSNSスタイル。

実はここ、カフェ時間を楽しむためではなく、頼んだメニューを撮影するために配された席なのです。今までいろんなカフェを訪れてきましたが、この配慮は初めてのこと。席によって、お店らしさが出る席とそうじゃない席がどうしてもあるため、これは実にありがたい…！他の利用者さんにご迷惑をかけることもないし、“あの席にどうしても座りたいから急がなきゃ！”と前のめりになる必要もなくって。こういった配慮や気遣いが核となって随所に息づいているからこそ、心からほっこりすることができるのだなぁ、と改めて実感しました。