日頃の感謝を込めて、上質な時間。 ふっくら穴子のお重からコース中華まで。母の日ランチはリッチに【銀座・日本橋】エリアで決まり!
来たる5月13日日曜日は「母の日」です。お祝いの予定、お店の予約はお済みですか?Hanako一押しのお店で、とびっきりの贅沢ランチをお母さんにプレゼント!親子水入らずの空間を演出してくれる上質なお店を、銀座・日本橋エリアからご提案します。
1.老舗の洋食に舌鼓〈銀座 みかわや〉/銀座
銀座で創業して130年余。〈みかわや〉の洋食を「特別な日に」と選ぶ人が多いのは、創業当時のレシピが今も大切に守られているから。そのオーセンティックな洋食には昔ながらのファンが多く、親子三代で訪れる人も多いのだという。レトロモダンな内装も、一層気分を盛り上げてくれる。
明治20年から、銀座通りで食料品店を営み、戦後、フランス料理店を開店。その頃のフレンチといえば、シチューにグラタン、ハンバーグといった洋食だった。きつね色にこんがりと揚がった「かにクロケット」は、カニの旨味がぎっしりと詰まった濃厚さで絶品。特製タルタルソースの酸味と抜群に合う。隠れた人気メニューハヤシライスは、ナイフとフォークが必要なほど肉が厚い。それもそのはず、ステーキに使われるヒレとサーロインから削ぎ落とされた肉を使用しているのだとか。
昔もこれからも〈みかわや〉に来るたび、変わらないおいしさを堪能できることは、銀座に来る幸せのひとつだろう。
(Hanako1153号P55掲載/photo:Masako Nakagawa text:Kayo Yabushita)
2.穴子料理の専門店〈日本橋 玉ゐ本店〉でいただく、贅沢な天然穴子の箱めし。/日本橋
江戸前の料理を代表する食材のひとつ、穴子は、うなぎに比べて低カロリー、高タンパクで女性にも人気。箱めしには、山椒など5種類の薬味もつく。1953年築の元酒屋の建物も必見。
天然の国産穴子を使った「箱めし」は、ふっくらとした「煮上げ」と、カリッと香ばしい「焼き上げ」から選べる。おすすめの「中箱」2,950円は、2枚の穴子がのり、煮上げと焼き上げの食べ比べができる。〆には、穴子の骨からとっただしをかけてお茶漬けに。
(Hanako1142号掲載/photo : Michi Murakami text : Emi Suzuki)
3.〈新広東菜 嘉禅〉伝統の枠にとらわれない、洗練された料理がここに。/銀座
マンダリンオリエンタルなど超一流ホテルで腕をふるっていた簗田圭シェフが銀座に登場。日本ではあまり知られていない香港の最先端料理を紹介していきたいという。まずはその味を昼の飲茶コースで。味わい深く美しい、進化する中華料理に心が躍る。予約可。
「香港飲茶ランチコース」2,376 円
(Hanako1142号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Riko Saito)
4.美しくおいしい新感覚京料理〈日本酒バル のまえ〉/銀座
京都の老舗料亭〈下鴨茶寮〉。その銀座店の手前にあるから「のまえ」と命名されたこちらは、“料亭の味をよりカジュアルに”がコンセプト。日本文化をここから発信するという思いから、ランチには禅僧が食事に使う“応量器”を使用。四季を映す美しい料理の数々にうっとり。
日本文化をここから発信するという思いから、ランチには禅僧が食事に使う“応量器”を使用。四季を映す美しい料理の数々にうっとり。
(Hanako1142号掲載:photo:Kanako Nakamura Text:Riko Saito)
5.中国各地の美味を現代風に。変化に富んだコースが魅力〈GINZA沁馥園〉/銀座
銀座アスターの料理長を長年務めた藤巻正シェフが作るのは、伝統的な中華料理を進化させた、遊び心ある料理。昼は、オリジナリティあふれる点心や料理がお得な値段で堪能できる。「毎日来ても飽きないものを提供したいですね」と意気込みを見せる藤巻シェフ。予約が取りにくくなる前にぜひ。予約可。
午後のひととき飲茶コース2,138 円
(Hanako1142号掲載/photo : Kanako Nakamura text : Riko Saito)