夏ごはんを作ろう。 理系すぎるレシピ!?ゲーム攻略のように作る「夏野菜とチキンのカレー」レシピ
理系で働く人のキャリアを応援する情報コンテンツ発信サイト、リケラボの「理系すぎるお料理レシピ」がおもしろい!レシピを〝フローチャート〞で表し、科学的考察を紹介している、管理栄養士・ フードスタイリストの棚橋伸子さんに「夏野菜とチキンのカレー」のレシピを教えてもらいました。7月28日発売のHanako「自分を高める学びの教科書」よりお届け。
初心者でもタイミングを 間違えず、正確にできる!
理系で働く人のキャリアを応援する情報コンテンツ発信サイト、リケラボの「理系すぎるお料理レシピ」がおもしろい。カルボナーラや茶碗蒸しのレシピを〝フローチャート〞で表し、科学的考察を紹介している。フローチャートとは、完成までのプロセスを箱と矢印で描く、プログラミングやアルゴリズムを可視化したもの。リケラボのレシピを監修している管理栄養士の棚橋伸子さんも、学生時代はフローチャート付きの教科書で調理を学び、教鞭をとる学校では学生たちにフローチャートを見ながら実習してもらっているそう。
「通常、レシピは文章で手順が示されていますが、フローチャート化することで、どのタイミングで何をするのか、材料や調理器具がどこで必要になるかが一目でわかります。調理にはコツが必要ですが、科学を知り、フローチャートで調理上の要点を把握し、手順を正確に行うことで、料理が苦手な人や初心者でもレシピ通りに作ることができますよ」料理には、レシピの読解力が必要だが、フローチャートがあれば簡単。ゲームを攻略するように、ひとコマずつ進みながら作ってみよう。
■材料(4人分)
・鶏もも肉…300g
・塩…小さじ1/3
・こしょう…0.1g
・バター…大さじ2
・ニンニク…1片
・生姜…1片
・玉ねぎ…1個
・人参…1/2本
・りんご…1/2個
・薄力粉…大さじ2
・カレー粉…大さじ2
・水…3カップ
・チャツネ…大さじ2
・生クリーム…大さじ1
・かぼちゃ…60g
・ズッキーニ…1/2本
・ナス…2本
・パプリカ…1/4個
・揚げ油…鍋底から4〜5cm
・ご飯…150g(1膳)
・刻みパセリ…小さじ1/2
■作り方
1.鶏肉は小さめの一口大に切り、塩こしょうで下味を付ける。
2.ニンニクと生姜はみじん切り、玉ねぎは薄切り、人参、りんごはすりおろす。
3.玉ねぎを耐熱容器に入れ、ラップをして600Wで5〜6分加熱する。
【フローチャートA】4.厚手の鍋にバターを入れ、ニンニク、生姜、玉ねぎを加え、あめ色になるまで中火で炒める。人参、りんごのすりおろしを加えて炒め、1の鶏肉も加えてさらに炒める。肉の表面が白っぽくなったら、薄力粉、カレー粉を入れて炒める。粉っぽさがなくなったら水を少量ずつ加えてチャツネを入れ、鶏肉に火が通るまで加熱する。塩小さじ1(分量外)で味を調え、生クリームを加える。
【フローチャートB】5.トッピングの野菜を食べやすい大きさに切り、水分を拭き、厚手の鍋に熱した油で揚げる。
6.器にご飯を盛ってカレーソースをかけ、揚げた野菜をのせ、刻みパセリを振って完成。
今回教えてくれたのは…棚橋伸子(たなはし・のぶこ)
管理栄養士、フードスタイリスト。国際薬膳師、中医薬膳専門栄養士。管理栄養士養成学校の講師を務めるほか、レシピ監修や飲食店のメニュー開発なども。「理系すぎるお料理レシピ」の監修も務める。
(Hanako1187号掲載/text:Motoko Sasaki edit:Kana Umehara)
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