7月の特集「夏の楽しいお酒特集」 ちょい足しでできる「ビアカクテル」アレンジ4選!アイスにジュース、コーヒーまで。
夏に似合うお酒といえば、やっぱりビール!暑い日にググッと飲み干したいですよね。とはいえ、ビールが苦手な人や、「最初の1杯だけでいいや」という人もいるのでは?そこで、簡単にアレンジできるビアカクテルのレシピをご紹介!Hanako.tokyoで『児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」』を連載中の、ライター・PRコンサルタントの児島麻理子さんに聞きました。
レシピを教えてくれたのは……
今回、ビアカクテルのレシピを教えてくれたのは、児島麻理子さん。
「出版社を経て、2008年より洋酒メーカーで広報を担当。現在は独立し、飲食・ライフスタイルの分野でライター、PRコンサルタントとして活動。趣味はアートとバーを楽しむこと。これまでに世界7ヶ国以上の蒸留所やバーをめぐる。」
そんな経歴を持つ児島さんに、4つのレシピを聞きました。
1.ビール×ブラックコーヒーで、黒ビール風に。
ビールにコーヒーを合わせると、黒ビールのようなコクのある味わいに。スペインでは「カフェ・コン・セルベッサ」という名で親しまれているドリンクです。
「甘さやミルクなどを加えていないブラックコーヒーで、少し酸味のあるタイプだと相性がいいですよ」(児島さん)。
【用意するもの】
・ビール
・ブラックコーヒー
【作り方】
2.ビール×レモンの炭酸ジュースで爽やかに。
ビールに炭酸入りのレモンジュースを合わせると、甘酸っぱく爽やかに。フランス語で「混ぜ合わせた」の意味を持つ「パナシェ」という名のビアカクテルです。
「炭酸同士なので、マドラーを使わなくても勝手に混ざってくれます!」
【用意するもの】
・ビール
・炭酸入りのレモンジュース
【作り方】
3.ビール×バニラアイスでビールフロート。
クリームソーダやコーヒーフロートもいいですが、アイスはビールにも合うんです!こちらは、ビールにバニラアイスをのせるだけの「ビールフロート」。ビールに甘味が加わって、スイーツ感覚に。
「シャリシャリ食感のアイスだと、より爽快感が出ます。お好みのアイスでステップアップしていってもいいかもしれません」
【用意するもの】
・ビール
・バニラアイス
【作り方】
4.ビール×オレンジジュース×山椒の実でピリっと。
ビールとオレンジジュース、そして山椒の実を浮かべたドリンク。柑橘の酸味で味をしめ、山椒の実で香り付け。
「山椒の実が手に入らない場合は、山椒パウダーでもOKです。山椒以外のアレンジとして、ローズマリーやレモングラス、ミントなども合いそう」
【用意するもの】
・ビール
・果汁100%のオレンジジュース
・山椒の実
【作り方】
いろんな素材でチャレンジしてみて。
上手に作るコツは、ビールとドリンクを1:1の分量で入れること。また、ゆっくりめ丁寧に注ぐと、きめ細かい泡ができるそう。
児島さんのおすすめのビールは、ライトなラガータイプ。味のクセがないので、他の素材と合わせやすいのだとか。酸味のあるジュースや、香り付けできるハーブなどと相性がいいそうなので、いろいろと試してみたいですね。
「最初は、ビールと混ぜるドリンクを1種類までにすると失敗が少ないです。とはいえ、意外と何にでも合うので、おそれずに好きなビールで試してみてください!」