京都女子旅にぴったり。 【京都】ごはんとお酒が楽しめるグルメスポット5軒。グルメライターイチ押しの小料理屋も!
京都旅の夜は、とっておきの美味しいごはんとお酒を楽しみたい!そんなあなたに。カジュアルな和食居酒屋から、ベテラングルメライターも愛を語る老舗の小料理屋まで。京都の夜にぴったりな絶品ごはん処をご紹介します。
1.ベテラングルメライターが京都で一番好きなお店、小料理屋〈高倉〉/河原町
作家ものから骨董まで、バラエティ豊かな器を選ぶのはご主人。右手前から時計回りに、牡蠣と柿の柚子味噌和え 800円、鯛せんべい 850円、冬瓜と鴨ロースのお吸いもの 850円。「おきまりのあれも食べたいし、新しい料理にも挑戦したいし、いつも悩ましい」。
「京都で食べたいと思う季節のものがちゃんと用意されていて、それがすごく丁寧に調理されている。なかでも牡蠣と柿の柚子味噌和え、マスカットとみつ葉のおろし和えといった、季節の食材の意外な組み合わせも含めて楽しませてくれる和え物は、ここの華ね。もちろんおだしも揚げ物も間違いのない味。そして料理はもちろん、包丁人の凄腕というかオーラが伝わってくるご主人と、お嬢さんの筋の通ったサービス、さりげなく火加減を調整したりする奥様とご主人のリレーションシップも素晴らしくて、カウンターの中で繰り広げられる映画のような三人の動きを見ていると、もう絶妙で」。教えたくないけれど代わる店はないと、紹介するに至ったPさんのとっておきだ。2009年に現在の場所に移転。カウンターと小上がりのテーブル2卓のため予約は必須。
(Hanako1179号掲載/photo : Yoshiko Watanabe text : Mako Yamato)
2.センスあふれる野菜料理をアテに。〈酒場トやさいイソスタンド〉/四条烏丸
2階建ての町家を改装した空間には、立ち飲み、カウンター、テーブルを備え、使い勝手抜群。新生姜のシロップを使ったシャンディガフ650円などドリンクにも野菜が登場。
(Hanako1164号掲載:photo : Makoto Ito text : Ai Kiyabu)
3.カウンターでいただく絶品おでんと釜飯。〈おでんと釡飯 ムロ〉/四条大宮
大鍋でコトコト煮込むおでんは、常時30~40種。全国の地酒(小)500円~。
(Hanako1154号掲載/photo : Makoto Ito text : Aya Honjo)
4.高瀬川沿いにのれんを掲げるいいとこ取りの小バコ酒場〈おばんざいと純洋食 アイサニ〉/河原町
「マスター特製ハンバーグ」980円は〈齋(いつき)造酢店〉のポン酢と大根おろしで。「おまかせ3種おばんざい盛り合わせ」680円はおからなどホッとする味わいぞろい。カウンター席なら女性ひとりでも気負わずに過ごせる。「蒼空」などの地酒をかたわらに、ゆったりと京の夜を。
(Hanako1141号/photo : Noriko Yoshimura, Koichi Higashiya text : Azusa Shimokawa, Awa☆Moriko)