カジュアルな雰囲気の中で、名店仕込みの味を。 【銀座】名店の姉妹店、カウンター割烹〈嘉祥 うち山〉へ。ご褒美女子会は5,000円割烹ランチがおすすめ。

世界中の人を惹きつける、日本料理の一流店が軒を連ねる銀座。変わらない人気の老舗や名店が居並ぶ中で注目したいのは、そうした名店出身の、才能ある若手による新しい店です。〈嘉祥 うち山〉は大人気店〈銀座 うち山〉の姉妹店。板場を任されているのは、〈うち山〉で長年修業を積んだ狩野迅門さん。カウンター割烹なので、〈うち山〉よりもちょっとカジュアルな雰囲気の中で、名店仕込みの味が楽しめます。

ランチの11：30の回は〈うち山〉伝統の鯛茶漬け、12：30からの回は懐石コースと分かれている。「カウンター割烹の臨場感を楽しんでほしい」と狩野迅門さん。

〈うち山〉の味は守りつつ、旬の食材を違うアプローチで料理していきたいという。鯛茶漬けランチ1,500円、コース5,000円〜。ディナー15,000円〜。要予約。

■東京都中央区銀座3-7-13 成田屋ビル 3F
■03-6228-6445
■鯛茶漬けは11：30スタートのみ、コース12：30〜、18：00〜20：30最終入店　日月休
■カウンターのみ9席／禁煙

かのう・はやと／日本酒好きが高じて和食の道に。〈銀座 うち山〉で12年間修業を重ねる。2月3日にオープンした〈嘉祥 うち山〉の店長に就任。

フードジャーナリスト。12年余の欧米在住中、世界各国を食べ歩く。現在は国内外の生産者から三ツ星シェフまで幅広く取材、雑誌を中心に執筆。和食とフレンチ好き。銀座愛が強すぎて、日々銀座の路地徘徊とお店巡りを続けている。

（Hanako1183号掲載／photo：Kayoko Aoki（Kasho Uchiyama, Sobakokaiseki Ginza Tean） Shin-ichi Yokoyama（Chisou Kouryu）text：Riko Saito）