とっておきの週末プランをご紹介。 〈三井ガーデンホテル銀座五丁目〉に泊まって銀座を遊び尽くそう!この街ならではステイプラン。
Hanakoで活躍中のハナコラボが、ホテルにお泊まりしたからこそわかる街の魅力を深掘りする企画。今回は、旅好きなライター前田紀至子さんとイラストレーターのサクマランさんが、〈三井ガーデンホテル銀座五丁目〉に宿泊しながら、銀座の一流に触れられるとっておきの週末プランをご紹介。名店ランチ、優雅なバー、特別な夜を約束してくれるディナーなど、銀座の知られざる魅力をお届けします。
【12:00】名店の味をお得に味わえる。〈ぎんざ 一二岐〉で極上ランチを。
銀座2丁目の路地裏にある、隠れ家的な雰囲気の〈ぎんざ 一二岐〉。ヒノキの一枚板のカウンター席はいかにも銀座らしい洗練された雰囲気ですが、肩ひじ張らずに本格的な日本料理が楽しめると評判です。ランチで一番人気の5,000円のコースは、先付、御椀、鰹の藁焼き、焼き物、煮物、御食事、デザートと充実の内容。「カウンター席で和食って気分が上がりますね」と、2人とも笑顔がこぼれます。
名物の「鰹の藁焼き」は、毎日高知県から空輸される鰹を目の前で炙ってくれるという贅沢さ。豪快に上がる炎や藁特有の香りに食欲がそそられ、サクマさんも前田さんも思わず身を乗り出すほど! 運ばれてきた鰹の藁焼きは、脂がほどよくのっていて、表面が美しく光沢をたたえています。一口食べるや否や「すっごくおいし~!藁の香りで鰹のうまみが引き立ち、表面の香ばしさと身の濃厚さが最高です」と大絶賛! 自家製ポン酢やミネラル豊富でまろやかな塩とともにいただきます。
美味なる料理の数々の最後を飾るのは、土鍋で炊き上げる絶品ご飯と自家製のご飯のお供たち。米はその時期に一番美味しいものを厳選しており、写真は北海道産のゆめぴりかを採用しています。水分量や火加減にまで細心の注意を払って炊きあがった土鍋ご飯は、アルデンテからおこげまで、4段階の味の違いを楽しませてくれる点もユニーク。前田さんは、「こんなにおいしいご飯は初めて! 硬すぎず柔らかすぎずちょうどいい。いくらでも食べられそうです」と、箸が止まらない様子。魚のだしを入れて焼き上げるだし巻き卵や自家製山椒など、どれもご飯泥棒と呼びたくなるほど素晴らしいおかずとどうぞ。
〈ぎんざ 一二岐〉
■東京都中央区銀座2-14-6 第2松岡ビルB1
■03-6278-8110
■11:30~14:30(12:30LO)、18:00~22:30(20:00LO)
■月の昼、日休(祝日の場合は翌休み)
【14:00】一生モノを手に入れよう!〈日々〉で上質な器に一目惚れ。
一流を知り、本物を知る大人たちが集まる銀座だからこそ、一生モノのお買い物がしたい。そんな思いを叶えてくれるのが、知る人ぞ知る器のセレクトショップ〈日々(にちにち)〉です。実はもともと、銀座・並木通りにあった〈エポカ ザ ショップ銀座〉に併設されていたお店でしたが、同店のクローズとともにいったん休業。去年、満を持して再び銀座の街に店を構えました。
今岡美樹さんと根本美恵子さんがセレクトするのは“食卓が豊かになる日常使いの器”。華美ではありませんが、手にしっくりとなじむ美しいフォルムや惚れ惚れするような色使いは、日々使うほどに愛情が増してくるものばかりです。「欲しいものがたくさんありすぎて困るほど! お友達へも贈りたくなりますね」と、器好きな前田さんも納得の品ぞろえです。
彼と一緒に生活し始めたばかりのサクマさんも「これ素敵! シンプルなんだけど、温かみがあって料理が映えそう」と、器探しに夢中の様子です。常設展示以外に、月に3回ほど作家による作品展も開催されており、ここでしか出合えない作品も登場します。アットホームな雰囲気の中ゆったりと、お気に入りの器を探してみてください。
〈日々〉
■東京都中央区銀座3-8-15 APA銀座中央ビル3階
■03・3564・1221
■12:00~19:00(作品展最終日は17:00まで)
■木休
■https://ginza-nichinichi.co.jp/
【16:00】〈三井ガーデンホテル銀座五丁目〉にチェックイン! 戦利品を部屋に置いて再びお出かけ。
たっぷりお買い物を楽しんだ2人が向かったのは、本日の宿泊先〈三井ガーデンホテル銀座五丁目〉。チェックインも、タッチパネル形式で、スムーズに完了。「銀座の街なかにホテルがあるとすごく便利だな~と実感しました。いっぱい買い物して荷物が増えてもお部屋に戻ってきやすいし、街歩きの拠点として最高ですね」と、サクマさんも立地の良さをしみじみと実感。
和のアートが施された落ち着いたツインルームは、ひそかに女性がうれしいポイントがたくさん!コンセントも豊富で充電ケーブルも用意されているので、うっかり充電器を忘れてしまっても安心。さらには、角度が調整できる大きなスタンドミラーもあるので、お部屋でゆったり、自然光のもとでメイクをすることができます。
「ホテルで大きめの鏡があるというとバスルームですが、あの照明の下だとついメイクが濃くなっちゃうんですよね。これなら自然光のもとでメイクできるし、このくらいの大きさがあると顔全体が映るのもいいですね。これはかなり嬉しい!」と、前田さんは女性ならではの目線でファシリティをチェック。ささっとメイク直しをして、再び街へ繰り出します。
〈三井ガーデンホテル銀座五丁目〉
■東京都中央区銀座5-13-15
■03-6226-5131
■https://www.gardenhotels.co.jp/ginza-gochome/
■今回のお部屋:「モデレートツイン」
【17:00】〈Bar S〉の洗練された空間でハッピーアワーを満喫。
夕食までにはまだ時間があるけれど、ちょっとのどを潤したい。そんな気分に寄り添ってくれる銀座のリュクスなバーは、ぜひ一度は体験してみるべき!数ある銀座のバーのなかでも、女性が入りやすくてバー初心者から上級者にも安心なのが、〈資生堂パーラー〉が手がける〈Bar S〉。高い天窓からは空の表情が見え、非日常的な空間が迎えてくれます。
しかも17:00~19:00まではハッピーアワーで、バーテンダーが作るカクテルなどのドリンクも、シェフが仕上げるフードも、ALL800円(税込)という銀座では破格の値段で提供してくれます。「銀座でバーというと敷居が高いイメージでしたが、ここならリラックスして過ごせるし、明朗会計なのも安心。何度でも来たいですね」と、サクマさんもご満悦のようです。
シャンパンやビール、カクテルなどのアルコールに加え、ノンアルコールカクテルもあるのでお酒が飲めない女子もOK。「美しい赤色にうっとりするノンアルカクテルのダミー デージーは、グレープフルーツの香りが爽やかでいくらでも飲めちゃいそう。キッシュも具材がたっぷり入っていて食べ応え満点だし、生ハムとサラミの盛り合わせも上品な塩気とうまみがあってすごくおいしい!」と、女子たちからも大好評です。20:00までの入店なら、奥のラウンジ以外はチャージ料もかからないので、ぜひ気軽に訪れてみて。
【18:00】銀座のお土産ハンティング!新進気鋭の〈パティスリー カメリア銀座〉でスイーツをゲット♪
おいしいお酒を満喫したあとは、〈Bar S〉から徒歩3分ほどの距離にある〈パティスリー カメリア銀座〉へ。黒を基調としたシックな店舗は、まるでパリの街角にありそうな佇まいです。シェフパティシエの遠藤泰介さんは、都内のホテルや〈ピエール・エルメ・パリ〉で研鑽を積んだ実力派で、去年のオープン以来、着実にファンを増やしています。
ジュエリーのように華やかなケーキのほか、クッキーなど日持ちのする焼き菓子も豊富なのでお土産探しにぴったり!風味豊かな発酵バターなど厳選素材で作られるスイーツは、もらった人も思わず笑顔になること間違いなしです。「黒のボックス入りの焼き菓子セットは、銀座らしい高級感もあって喜ばれそう。銀座にしかない話題のお店、というのもポイントが高いですね」と、前田さんも納得の様子です。
ショーケースの中でもひと際カラフルでいて可憐な存在なのが、遠藤さんこだわりのマカロン。少ないときでも1日に300個は売れるという人気商品で、これまでのマカロンのイメージを覆すほど、軽やかでいて口溶けのよさが魅力的。ボックス入りはお好みのフレーバーを選べて3個1,400円~(写真は右から、パッション、ローズ、キャラメルサレ)。繊細なマカロンだって、ホテルの部屋の冷蔵庫に入れておけば、おいしさを損なうことなく保存できますよ。
【19:00】ホテルレストラン個室内の〈鉄板みたき〉で、極上ディナーを堪能♪
夕食は、〈三井ガーデンホテル銀座五丁目〉2Fのレストラン〈SHARI〉の個室内にある〈鉄板みたき〉へ。世界的に人気を誇る神戸牛や黒毛和牛、新鮮な魚介類などをふんだんに使用し、シェフが匠の技で焼き上げてくれる鉄板焼きは、待っている間の高揚感もとびきりのごちそう♪大人だからこそ許された贅沢の極みです。
全8皿の「匠コース」(12,000円税込、サ別)は、和のエッセンスを取り入れた繊細な味わいが真骨頂です。たとえば、通常の鉄板焼きではまず見かけない「海鮮スープ」は、耐熱性のシートで蛤や鯛などの魚介、生海苔などをかつお出汁とともに包み、鉄板の上で温めた新感覚のメニュー。シートを開けると閉じ込められていた出汁の香りがふわりと弾け、思わず歓声が!スープには素材の旨味が凝縮し、上品でいて複雑な味わいが至福のひとときを約束してくれます。
メインの鉄板焼きも、「ホタテは甘みが引き出されていて、エビもぷりっぷり!エビの足の部分もカリカリに香ばしく焼き上げてくれて意外なおいしさにびっくりしました。ボリューミーなコースだから食べ切れないかなと思っていたけれど、全然胃にもたれることもなくて女性にぴったりの内容ですね」と前田さん。サクマさんも「全部がおいしくてお値段以上の満足感です」と、目の前で繰り広げられる華麗なパフォーマンスを楽しめたよう。この幸せな気持ちのまま、すぐにお部屋に戻ってまったりできるのもホテルレストランの強みです。
〈鉄板みたき〉
■東京都中央区銀座5-13-15 三井ガーデンホテル銀座五丁目2F
■050-5357-5354
■夕食 17:30~23:00(最終入店22:00)
■月(月が祝の場合は翌休)
【9:00】ニューヨーカー気分で楽しめる、日比谷〈Buvette〉で幸せモーニング♪
すっきり目覚めた朝は、ちょっとお散歩がてら〈東京ミッドタウン日比谷〉へ向かいましょう。朝の銀座はまだ人も少なくて、昨日とは違った景色が見えますよ。1Fにある〈Buvette(ブヴェット)〉は、NY・マンハッタン発の大人気ダイニングで、現地そのままの雰囲気と味を再現しています。こだわり抜いたインテリアはアンティークで統一され、大きな窓から差し込む光が気持ちのいい空間です。
ウイークデーは、オープンの9:00から17:00までブランチメニューを提供。オープンサンドやクロックサンドイッチのほか、朝、まだぼんやりした頭をブーストするなら、フォトジェニックな「ベルギーワッフル」(1,700円)がおすすめです。「もっちもちの生地が新鮮!ヨーグルトのようなさっぱりした生クリームとフルーツの相性も抜群で、ペロリと食べられちゃいますね」と、女子の心を虜に。
平日のモーニング(8:00~11:00)なら、選べる卵料理(目玉焼き、スチームエッグ、ゆで卵)、パン(クロワッサンかトースト)、オニバスブレンドコーヒーがセットになった「モーニングフォーミュラー」(800円)がイチオシ。卵料理には、プロシュートやベーコンなど5種類のトッピング(各300円)もお忘れなく!「切りたてのプロシュートは、盛りもよくて味も最高です♪ 朝からテンションが上がりますね」と、終始笑顔の絶えない2人でした。女子2人なら、いろいろな組み合わせでシェアして食べると楽しそう。
〈Buvette〉
■東京都千代田区有楽町1-1-2 東京ミッドタウン日比谷1F
■03・6273・3193
■8:00(土日祝9:00)~23:00(22:00LO)
■無休(施設に準ずる)
■http://buvettetokyo.co