美味しいお店は路地裏に。 大人女子が通いたい東京路地裏グルメ3軒。グルメ誌編集長おすすめの一軒も。
賑やかな街並みの東京。でもちょっと路地裏に入ると、隠れ家のようなグルメスポットが。喧騒から離れてホッとひと息つきたくなるような隠れ家を見つけに行きませんか?今回は、東京のおすすめ路地裏グルメスポットをご紹介します。
1.できたての豆乳スープが東京の朝食シーンに浸透中。〈東京豆漿生活〉/五反田
五反田の路地裏、古びたビルの1階に、清潔で温かみのある食堂がある。朝5時から仕込みが始まり、豆乳、焼餅、油条など、台湾式の朝食メニューを手作り。鹹豆漿(干しエビやネギ入りの豆乳スープ)と一緒に食べたい饅頭類は250円~と、良心的な“食堂価格”だ。8時には行列ができ、ピーク時には1時間以上の待機もいとわないお客が続出する。
2.『東京最高のレストラン』編集長の大木淳夫さんリコメンド〈Niru〉/渋谷
「一店入魂」を心掛けている『東京最高のレストラン』編集長の大木さん。渋谷と恵比寿の間、明治通りにほど近い路地裏という、隠れ家感満載の〈Niru〉の店名は、もちろん“煮る”から。「ワンオペのシェフは、さまざまなジャンルの料理を経験してきていて、極めて段取りがいい。『フェジョアータ(950円)』をはじめとした、ウリである煮込み料理はもちろん、『モロカンラタトゥイユ(650円)』などのエスニック系の料理も美味。肩の力が抜ける一軒です」
(Hanako1179号掲載/photo : Yoichiro Kikuchi, Tomo Ishiwatari text : Kimiko Yamada, Wako Kanashiro, Ami Hanashima, Yuya Uemura text & edit : Kahoko Nishimura)
3.ベトナム料理店のイメージを覆す洗練された雰囲気。〈Ăn Đi(アンディ)〉/外苑前
外苑前の路地裏にあるモダンベトナミーズレストラン。オーナーは元〈レカン〉ソムリエの大越基裕さんと、奥様でソムリエールの新城桃子さん。オープンキッチンが印象的な店内。無機質な空間に木目の温もりを加え、ベトナム料理店のイメージを覆す洗練された雰囲気に。カウンター越しに交わすソムリエとのワイン談義も醍醐味のひとつ。特筆すべきは充実のワインの品ぞろえ。リストには今注目のヴァンナチュールや、ご主人がこれまで買い付けてきた秘蔵ボトルの数々が。
左から、4時間煮込んでスープをとった「鶏フォー」1,400円。お好みでハーブをプラス。「ティーリーフサラダ」1,800円、「10種のハーブ&野菜 エビの生春巻き」1,000円はヌクマムを付けて(各税込)
(Hanako1140号掲載/photo : Kenya Abe text : Etsuko Onodera)