喫茶店で、読書しよう。 連休はSNSデトックス!おひとりさま読書もはかどるゆったり喫茶店。【上野・本郷エリア】
レトロな喫茶店熱が再燃している今日この頃。コーヒーやスイーツを楽しむのもいいけれど、「読書」をするための喫茶店使いをしてみませんか?喫茶店初心者さんでもゆったりのんびりくつろげる、上野・本郷周辺の喫茶店をご紹介。
1.〈こゝろ〉/本郷
店名は夏目漱石の小説から。ご夫婦で切り盛りする喫茶店では、東大生のリクエストに応えたボリューミーなものが多々。もちろん、マスターこだわりのコーヒーも美味。
焼きそばや「ウインナーライス」などの庶民的なメニューと、昭和の味「クリームソーダ」をはじめ、フロート系などの幅広い飲み物を展開。「クリームソーダ」600円は、アイスの溶け具合が最高!
校舎の赤レンガと並木を望む2階の窓際席でのんびり過ごしたい。2階席を利用したい場合は、事前に電話で確認を。
(Hanako1150号掲載/photo : Michi Murakami text : Emi Suzuki)
2.〈名曲・珈琲 麦〉/本郷
階段を下りると店内が2つに分かれ、隠れ家感たっぷり。
ここはかつて“東大オーケストラの第2部室”と呼ばれたことがあるほど、多くの学生が音楽を楽しんできた名曲喫茶。
どこか懐かしい「自家製プリン」をはじめ、メニューも100種類以上と多彩で、追加オーダーして思い思いの時間を楽しむ人が多い。
(Hanako1150号掲載/photo : Michi Murakami text : Emi Suzuki)
3.〈コーヒーショップ ギャラン〉/上野
ディープな街では、お茶もディープな場所で。外装から煌びやかな〈ギャラン〉は、アメ横のすぐそばにあり、駅からもアクセスが良し。1979年開店の、上野を象徴するような喫茶店。
お店は二階にあり、窓際の席からは上野の賑やかな通りを眺めることができる。
メニューもどこかレトロで、可愛らしいものばかり。フルーツパフェ1000円は、煌びやかな店内に負けず劣らずの造形美です。
4.〈珈琲 王城〉/上野
〈王城〉を営む玉山家は、漢方の診療所も代々受け継ぎ、過去にはパンダの風邪を治したという上野らしいエピソードも。3代目の珉碩(たみひろ)さんは、新たに「かんぽう×美」シリーズ「薬膳キーマカレー」や「なつめミルク」など生薬を取り入れたヘルシーメニューを展開。ゴブラン織りのソファや豪華なランプ、従来のメニューも健在だが、進化を続けている店なのだ。
(Hanako1150号掲載/photo : Yoko Tajiri text : Kahoko Nishimura)
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