香ばしい胡桃と発酵バターのハーモニー。 ナッツファン必見。秋はころんと可愛らしい“クルミスイーツ”を。手土産にもぴったり。

FOOD 2019.10.24

秋の味覚でハズせないのが、香ばしさがたまらないクルミ。今回は、見た目もころんとしていて可愛らしい、手土産にもおすすめの胡桃スイーツ3選をご紹介します。

1.〈BONGEN COFFEE〉の「くるみもなか」/東銀座

東銀座 BONGEN COFFEE

「エナジーチャージの一杯にぜひ」と、盆栽をこよなく愛する店主。トレードマークの盆栽を置き、格子天井や土壁が囲む重厚感のある和スタンドは、束の間のやすらぎスペース。

「アイスカフェラテ」(570円)
「アイスカフェラテ」(570円)
「くるみもなか」(200円)(各税込)
「くるみもなか」(200円)(各税込)

お茶のようにスッキリとしたブラジルの豆を使ったアイスカフェラテと、香ばしいクルミ餡の最中でブレイクタイムを。

(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : Yuko Moriyama text : Yumiko Ikeda)

2.〈HIGASHIYA man 丸の内〉の「棗バター」

6個入り 2,100円
6個入り 2,100円

手作業で厳選した棗椰子(デーツ)で発酵バターを挟み、香ばしいクルミをのせた一品。シンプルながらひとつずつ大切に食べたくなる大人の贅沢菓子。

〈HIGASHIYA man 丸の内〉
■三菱UFJ 信託銀行本店ビル1F 
■03-6259-1148 
■11:00〜20:00 無休

(Hanako1177号掲載/photo : MEGUMI (P.90, 92, 94), Chihiro Oshima (P.96~97, 100) illustration : Mariko Fukuoka text : Kahoko Nishimura, Ami Hanashima, Yuya Uemura)

3.〈胡桃堂喫茶店〉の「信州ぐるみのタルト」/国分寺

国分寺 胡桃堂喫茶店

西国分寺で愛されるカフェ〈クルミドコーヒー〉が、お隣の国分寺にオープンさせた2店舗目は、昭和を飛び越え、100年以上前の喫茶店がモデル。「1888年に上野で創業した〈可否茶館〉がお手本です。50年、100年続く店を考えていったら、喫茶店のオリジンに立ち返りました」と店主の影山知明さん。

国分寺 胡桃堂喫茶店

2階建ての店内は、イギリスと日本の家具をミックスし、ヘリンボーンのフローリングや三和土など、当時の喫茶店のオーセンティックな雰囲気を再現。

西国分寺〈クルミドコーヒー〉からの看板・水出しコーヒーも。
西国分寺〈クルミドコーヒー〉からの看板・水出しコーヒーも。
「季節のお菓子」より、信州ぐるみのタルト580円。コーヒーは特製の信楽焼で。680円
「季節のお菓子」より、信州ぐるみのタルト580円。コーヒーは特製の信楽焼で。680円

メニューは日本の食化やお茶をテーマに、季節素材やお米を活かした定食、あんこのお菓子などがそろう。信楽焼や織部、根来塗などのうつわ使いにも心が躍る。「時間と手間をかけることが変わらぬポリシー」と影山さん。料理も意匠も、接客も真っすぐで丁寧。これこそ彼が目指す、喫茶店の原点だ。

(Hanako1150号掲載/photo : Satoshi Nagare text : Yoko Fujimori)

【お知らせ】Hanako.tokyoでは基本的に本体価格を掲載しておりますが、2019年10月1日の消費税率改定以前に取材・掲載した記事にある(税込)表記の金額については、旧税率での掲載となっております。ご了承下さい。

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