【東京駅周辺】大充実のお散歩スポット|1日3,000個以上売れる苺大福、ビジネス街に広がる森、美術館など5選
江戸城の正門・大手門に由来して名付けられた「大手町」にある〈星のや東京〉では、日頃から宿泊客それぞれの希望に沿って、周辺の街歩きスポットを提案している。「旅館から徒歩圏内で行ける観光やグルメスポットなど、実際に現地を訪れて体験をしながら情報を集めています」と副支配人の網田さん。
「ヒーリングスポットとしてよく挙げるのが、〈大手町の森〉や和田倉噴水公園。秋の装いが近づいてきた今の季節には、〈東京国立近代美術館〉をはじめとする美術館でのアート鑑賞もいいですね。天気の良い日には新丸ビル7階の開放的なテラスへ。個性的な12のレストランやバーが集まり、紅葉や夜景を眺めながら食事をすれば至福の時間になりそうです。お土産には、大手町ビルの中にある〈翠江堂〉の苺大福を。国内外の方に喜ばれる、絶品の和菓子です」
住所:東京都千代田区大手町1-9-1
TEL:050-3134-8091(星のや総合予約)
高層ビル街の一角に立つ、“塔の日本旅館”。最上階の露天風呂付き天然温泉、畳敷きの客室など日本の伝統的な旅館のしつらえとおもてなしで彩る。
1. 芸術、食欲の秋を一度に堪能できるスポット。〈東京国立近代美術館〉


約14,000点の所蔵作品の中から選りすぐりの作品を集めた「MOMATコレクション」では、約150年にわたる近代日本美術の歴史を展示。鑑賞後は、フレンチの巨匠・三國清三氏プロデュースのレストラン〈ラー・エ・ミクニ〉へ。皇居を彩る四季折々の風景を眺めながら、企画展に合わせた特別コースメニューなども楽しめる。


3階にある「建物を思う部屋」など、美術館の建築の歴史を体感できる特別な展示空間も。
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
TEL:050-5541-8600
営業時間:10:00~17:00(金土~20:00) 展示替期間、月休(祝は翌日休)、〈ラー・エ・ミクニ〉11:30~15:00、17:30~21:00
定休日:日夜、月休(祝は翌火休)
席数:38席
2. 売り切れ必至、不動の人気和菓子。〈御菓子司 翠江堂 大手町店〉

看板商品は、厳選した大粒苺を使った「苺大福」1個280円。季節ごとに旬の産地を選りすぐりし、みずみずしい苺の甘酸っぱさと滑らかであっさりしたこしあん、とろけるようにやわらかい餅との三位一体を味わえる。多い時は1日3,000個以上も売れてしまう人気ぶり。1点から取り置きもできるので、気になる人はぜひ予約を。
住所:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルB2
TEL:03-3201-1218
営業時間:10:30~18:00
定休日:土日祝休
1943年創業。大手町店は場所柄、取引先の手土産にと会社員も多く買いに訪れる。隅田川のほとりにある新川本店、大手町店ほか丸の内店もあり。
3. 開放感あふれるテラスで、イチオシメニューをピック。〈新丸ビル 丸の内ハウス〉

7階のレストランフロア「丸の内ハウス」のテイクアウトメニューは、テラスで食事可能。皇居側、丸の内ビルディング側などコンセプトが分かれたエリアの中で、網田さんおすすめは東京駅側。日没後は、ライトアップされた街並を眺めながら、夜風に当たってお酒をいただくのが◎。
住所:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル7F
TEL:03-5218-5100
営業時間:11:00~23:00(一部店舗は最大28:00、日祝~22:00)定休日:休みは施設に準じる
4. ビジネス街に広がる自然共生の森。〈大手町の森〉

2013年に誕生。大手町の気候や地形などを調査し、その土地に合う樹木や草花を選定。同じ環境下の別地で3年育て再現した森をそのまま移植するという方法で造られ、訪れる人と生き物たちをつなぐヒーリングスポットになっている。体験型イベントやマルシェなども開催。




















