Hanako Beauty「あのコスメが生まれた理由」 老舗〈桃谷順天館〉からカスタマイズブランドが誕生。心と肌を癒すスキンケア〈ONE to ONE Beauty lite〉が生まれた理由。
Hanako本誌連載「Hanako Beauty Skin Care あのコスメが生まれた理由」を掲載。今回は〈ONE to ONE Beauty lite〉が生まれた理由をご紹介します。
ストレスフルな肌と心を極上の香りでときほぐす。
(ONE toONE Beauty lite https://shop.1to1beauty.com/)外出自粛やマスク着用などが新しい生活様式で必須になっている今日この頃。かなりのストレスに晒され続け、心身ともに不調をきたす人が多いという。そこで今回は、心の疲れを和らげるスキンケアを提案。桃谷順天館がプロデュースするONE toONE Beauty liteをフィーチャーする。
「ONE to ONE Beauty liteは、理想の肌イメージ×香りで選べるカスタマイズブランドです。ラインナップは、コンセントレートローションとゲルクリームアドバンストの2品。どちらもエイジングケア、ブライトニングケア、毛穴や肌トラブルが気になる人向けのクリアケアがそろいます。香りは、ローションだとタイプごとの天然精油ブレンドか無香料を選択。ゲルクリームはどのタイプでも、無香料を含む4つの香りから、気分に合わせて好きなものを選べます」(桃谷順天館 研究本部 中央研究所 所長・高橋智彦さん)
カスタマイズコスメにした背景には、肌状態や好みに合わせたアイテムを作りたいという理由だけでなく、大量生産大量消費を避けて環境保護に貢献したいという願いもあるそう。「肌悩みに関しては、蓄積されたデータから関心の高いものをピックアップ。エイジングケアなら抗酸化力の高いフラーレン、ブライトニングなら抗炎症のハトムギエキス、クリアケアなら肌を引き締めるハマメリスエキスなど、効果と安全性を重視して成分を選びました」
そして最も特徴的なのは、調香師が創り出した奥深く質の高い香り。「桃谷順天館では、創業当時から幸福感や充実感をもたらす香りにこだわってきました。そこで厳選した天然の精油を使い、一度使ったら忘れられない香り、美肌創りを通じて幸せになれる香りを目指しています。たとえばローションのブライトニングケアタイプに添えたフレッシュシトラスの香調は、ベルガモットやオレンジ、ライムのハッピーな感じにユーカリやハッカの爽快感を加え、飽きのこない香りに仕上げました。ゲルクリームで選べる香りの中には、季節限定のものも。2月末までは、癒しを感じるラベンダーやフランキンセンスの神秘的な香りにユズのスパイスを加えて温かみを演出し、冬を心地よく過ごせるようにデザインした香りを楽しめます」ローションとゲルは別々な香調になるけれど、どうレイヤーしてもいい香りになるのが不思議。朝晩肌をお手入れしながら香りを楽しめば、それだけで疲れがリセットされ、前向きな気持ちになれる。フレグランスでも、ここまで良質な香りは珍しいのでは。ストレスが溜まっている人にぜひ、試してもらいたい逸品だ。
Brand Profile/〈ONE to ONE Beauty〉
桃谷順天館は約400年前に誕生した薬種商にルーツを持ち、1885年に創業。創業者の桃谷政次郎が妻のために調合した「にきびとり美顔水」を販売し、全国的にヒットした。顧客の体調や悩みを聞いて薬を調合していた薬種商の精神は、ONE to ONE Beautyブランドに受け継がれている。