浴衣で楽しもう! 【兵庫・城崎温泉】外湯巡りをしながら堪能したい、魅惑の温泉グルメ5軒 FOOD 2017.08.22

兵庫県豊岡市にある温泉郷・城崎温泉では、浴衣で7つの外湯巡りをするのがお決まり。そして何より、外湯巡りの合間に堪能するグルメの美味しさといったら!地ビールレストランにおしゃれカフェ、さらに和食の名店までここならではのグルメが楽しめるお店を中心にご紹介。

7つの外湯からなる城崎温泉とは?

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城崎温泉の外湯のひとつ〈まんだら湯〉は、ターコイズブルーの屋根がシンボル。中央に写るのは、2016年度「城崎温泉観光大使」の根垣あもさん。温泉で出会った、アメリカから来た大学生のニコル、エリィと一緒に。

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中国の名勝、西湖から移植した柳の木の下から湧き出たと伝わる〈柳湯〉。大正ロマン薫る木造の浴場が特徴で、昔ながらの雰囲気を楽しみたい人にオススメ。表玄関と裏玄関に足湯があり、地元の人と交流もできるかも!?

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城崎には西欧から訪れる観光客も多い。「〈御所(ごしょ)の湯〉に行ってきたところよ」と笑うノルウェーから来たカップル。浴衣姿にサングラスという出で立ちで川沿いを散歩する姿は、不思議とこの町に溶け込んでいた。

1.地元発のビネガー飲料で体がさらにピカピカに!〈城崎ビネガー〉

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湯上がりはフルーツ果汁とお酢をブレンドした「城崎ビネガー」で、体の中から“酢”っきり!酢酸は、疲労回復や美容などの効果も。

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定番の「梅 酢カッシュ」(400円)は、香り高い南高梅をリンゴ酢と蜂蜜にゆっくりと漬け込んだお酢飲料「梅ごこち」を使用した本格派。シュワシュワの炭酸水と甘酸っぱさがマッチ! 

2.ついつい飲み比べたくなるできたての贅沢な生ビール。〈GUBIGABU〉

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“城崎発”の生ビール「城崎 地ビール」が味わえる、地ビールレストラン〈GUBIGABU〉。

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工場でつくりたての贅沢なビールは、ピルスナー、スタウト、ヴァイツェン、カニビールの4種類から選択可能。ちなみに、カニビールは城崎名物の“カニに合うように”。キュートなラベルで、お土産にもぴったりの逸品。

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ジョッキ(700円)(※グラスは外への持ち出し不可)
ジョッキ(700円)(※グラスは外への持ち出し不可)

3.地元の食材に新発見、居心地の良さも絶品です。〈Cafe & Bar 3rd〉

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〈Cafe & Bar 3rd〉には、こだわりの食材を使ったメニューが豊富。店主自ら旅をして出会ったワインリストも魅力的。

「フレッシュローカルプレート」(1,300円)
「フレッシュローカルプレート」(1,300円)

夏野菜のラタトゥイユ、自家製ローストビーフ、地産の小麦で焼いたカンパーニュなど、こだわりの食材をなるべくシンプルに。湯上がりに冷えた白ワインを!

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地元のパン屋のデニッシュに、地卵と牛乳「ヒラヤミルク」が染み込む「デニッシュフレンチトースト」(600円)は絶品!

4.冷やっこい本格派、「かき氷」はじめました。〈ちから餅〉

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地元の人に愛され続ける食堂〈ちから餅〉。暑い季節に登場するのが、銘菓「かき氷」。こちらでは、注文が入るたびに、昔ながらの手回しかき氷機が音を鳴らす。

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湯で温まった体をキーンと冷やしてくれる、かき氷(いちごミルク)750円。ふわふわの氷は絶品!

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いちご、ミルク金時、宇治金時など(650円~)からお好みをじっくり選んで幸せなひと時を。なかでも、伝統の炊き方で仕上げる特製の金時はイチオシ。

5.地魚が自慢の料理で、城崎の晩に美食遊楽を。〈とみや〉

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知る人ぞ知る名店〈とみや〉。地魚や但馬牛を使った料理の数々に、店主のセンスが光る。おいしい料理に地酒をクイッと、美食遊楽の晩を味わえる。

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「造里(つくり)盛合せ」(1,600円)は、赤バイ貝、白イカ、マトウダイなど、鮮魚を美しく盛って。

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「ひとくち玉子かけごはん」(400円)は、地卵に刻み海苔とネギを添えて。

兵庫の温泉郷、城崎温泉へ。

城崎温泉へはコウノトリ但馬空港から車で約30分。山陰本線なら城崎温泉駅からすぐ。宿についたら浴衣に着がえ、気軽に外湯めぐりへ。7つの湯に入り放題のお得な1日券「ゆめぱ」(大人1,200円、子供600円)は、外湯の窓口で購入可。

□日本全国のおいしい旅まとめはコチラ!

(Hanko1137号/photo : Masako Nakagawa text : Shiho Nakamura)

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