PUTTING IN THE BAG 旅慣れている人の、旅のもちもの。#9野尻美穂 (ファッションディレクター)

TRAVEL 2024.05.24

ファッションディレクターの野尻美穂さんの旅のもちものと、旅のプラン。

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娘が生まれて初めての海外、前夜は時間をかけてパッキング。

3歳になったばかりの娘と、家族3人で韓国へ。娘を連れての海外は初めてで、ドキドキだったという野尻美穂さん。旅行中に起こりうるいろんな状況を想像し、持ちものを準備した。
「現地ではとにかく身軽でいたい。すぐに娘を抱っこできるようにボディバッグ(②)で行動していました。足りないものがあった時、自分だけなら現地調達したり“まぁいっか”と諦めたりできるけれど、子どもが一緒だと些細なことが大きなストレスになるので、念には念をと、予備の服や靴、おやつにパジャマと必要になるかもしれないものはすべてスーツケースに。持っていてよかったものNo.1は、娘用のカッパ! 到着した日は笑うしかないほど、どしゃぶりで……。カッパがなかったらと考えただけで震えます(笑)」
渡韓の目的は、友人の結婚式に参列すること。ストレスをできる限りなくしたいという荷づくりのモットーは、彼女自身の荷物にも表れている。「旅先でも普段通りの服を着たい。黒が多いぶん、リップやアクセサリーは気分でつけ替えたくて多めに入れて行きました。大好きなBLACKPINKのJENNIEがアンバサダーをしている〈HERA〉のリップを買ったのも良い思い出」

野尻美穂 旅のもちもの

DESCRIPTION
1〈HYKE〉のオールインワン。 2〈THEROW〉のボディバッグ。 3 ネックレスは、スカーフに包んで持ち運ぶ。 4 サングラス。 5 娘用のポーチ。 6 娘のワンピース。 7 スニーカーやサンダルは、〈IKEA〉のシューズバッグに。 8〈Hippopotamus〉のルームサンダル。 9 折りたたみ傘。 10〈JIL SANDER〉のパスポートホルダー。 11 YouTube用の撮影グッズ。 12 ヘアアイロン。 13 現地のセレクトショップ〈MONOHA〉で購入したバッグ。14 部屋着のTシャツ。 15 娘用のカッパ。 16 〈THREE〉のネイル。 17 リップ。 18 ルームフレグランス。 19 現地の〈TAMBURINS〉で買った練り香水。 20 〈満天社〉のヘッドマッサージブラシ。 21 〈SALONIA〉のEMSリフトブラシ。 22 コスメ類は〈無印良品〉のポーチに。 23 〈TEKLA〉のハンドタオル。 24 〈Wai+〉のブルゾン。 25 娘用パジャマ。 26 娘用のふりかけ、おやつなど。 27 娘専用のiPad。 28 〈RIMOWA〉のスーツケース。

PLAN 韓国での結婚式&旬のスポット巡り。

DAY1

夕方、仁川国際空港に到着。一緒に結婚式に参列する仲間と合流して明洞へ。娘にも楽しんでもらえるように、まずはおもちゃ屋さん巡りから。「旅行中は、彼女の希望もできる限り叶えてあげたくて、初日からなかなかの出費……!(笑)」


DAY2

聖水洞 ガーデンウェディング

午前中は最近の人気エリアだという聖水洞を散策。午後からメインイベントである結婚式へ。「ガーデンウェディングだったため天気が心配でしたが、午前中降っていた雨が式の直前で上がって、奇跡的に晴れ空に。とっても素敵な結婚式でした!」


DAY3

韓国 東大門 ジェニの看板

プルコギを食べに東大門へ。目当ての店はドラマ撮影中のため入れず。代わりに、撮影クルーに教えてもらった別の店で本場の味を堪能。そのあと、フレグランスブランド〈TAMBURINS〉やセレクトショップ〈SHOP AMOMENTO〉などを巡る。


DAY4

韓国カフェDELPHIC

3日目にカフェでたまたま注文した紅茶が好みの味で、ティーバッグを撮影して画像検索。「絶対にもう一度飲みたくて、探し当てました」と野尻さん。韓国らしい、洗練された空間も魅力の〈DELPHIC〉で、自宅へのお土産もたくさん購入し、空港へ。

 


ALWAYS TOGETHER

〈Aeta〉のアクセサリーポーチ

日本にいる時と同じようにアクセサリーを選べるよう、多めに持参。指輪やピアスはまとめてレザー製のポーチへ。

photo_Hikari Koki text_Ami Hanashima

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