心ゆくまでモフモフ～！ 1年に約半年間しか営業しない秋田犬がいる民宿

江戸時代の風情を今に伝える角館の武家屋敷通り。その一角に、築50 年の古民家を改装した民泊施設〈縁-Enishi-〉はある。オーナーである吉見梓さんが、2019年に開いたこの宿の魅力は、なんと言っても2頭の秋田犬。営業部長を務める慎重派のすーちゃん（オス・6歳）と、ラテンキャラが持ち味の嫁のふじこ（メス・5歳）がゲストを出迎える。

がっしりとした体格の秋田犬は、全身をふっかふかの毛に覆われ、くるっと巻いた大きな尻尾もふさふさ。2頭とも人になでられるのが大好きなうえ、宿の中では共用のリビングを自由に動き回れるようにしているので、運がよければモフモフし放題も！　また、朝と夕方に1時間かけて行う散歩に一緒に出かけることもできる。共に暮らすようにして、秋田犬と過ごす時間の楽しさは格別。何度でもリピートしたくなる、そんなゲストが増えている。

ゲストを出迎えてくれるのは、看板秋田犬、すーちゃん（左・6歳）とふじこ（右・5歳）だ。この日は、冬のお宿のお休み期間に上京中のところを日本家屋でパチリ。愛らしい動物がそばにいる施設で、至福のときを過ごしては。