2024年、いま旅に行きたい開運スポット 【京都】下鴨神社は2024年の開運パワースポット! 鏡リュウジらオススメの開運神社2社
TRAVEL 2024.03.08
2024年の開運キーワードのひとつ「ひとところをじっくり味わう」。占星術の大家・鏡リュウジさんと、神社検定1級を持つモデルのMARIKOさんに、旅で訪れたいキーワードに合った神社を教えてもらいました。豊かな自然に囲まれながら境内に見どころスポットが点在しているので、ゆっくりと散策して心を静めながら、神様のパワーをいただきましょう。
2024年の開運キーワード「ひとところをじっくり味わう」神社とは
旅に行くと、あれもこれもしたいとどうしても欲張ってしまいますが、心地よくいられる、自分らしい居場所をじっくりと楽しむということも2024年前半の開運キーワードです。というのも、幸運の星と呼ばれている木星が、2024年5月25日まで牡牛座に滞在しています。牡牛座は、大地の星座で、しっかりと地に足をつけた生活を好むため、慌ただしく動くよりも1カ所をじっくり楽しんだほうが幸運を掴みやすくなります。また牡牛座は食の星座とも呼ばれているため、たとえば境内にある茶屋で、神社の名物を味わいながら、ゆったりとした時間の流れに身を委ね、境内の空気になじんでみるのもいいかもしれません。
神道の世界には、「神人共食」という、神様に捧げたお供え物を自分たちもいただくことで、よりその神様から御利益を授かれるという考え方が根付いているので、まさに境内の茶屋で神様を感じながらいただくのは、開運に繋がるかもしれませんね。
その土地ならではのものを味わうのも旅の醍醐味。
古くから「来福・縁起の神」として信仰を集めている関東屈指のパワースポット・來宮神社は、境内におしゃれなカフェをはじめ、4カ所に休憩処があって、このキーワードに適した神社です。カフェでは甘味だけでなく、オリジナルのアロマオイルも販売していて、木々の香りで満たされた境内の清々しい気分を自宅でも楽しめて、すごく癒されます。
僕の地元・京都にある下鴨神社も自然豊かな境内に茶屋があって、清らかな空気に包まれながら名物を味わうことができます。
140年ぶりに復元された「申餅」ですよね。小豆のゆで汁でついたお餅で、明け方の一瞬空が薄茜色に染まる様子を表現し、命の生まれる瞬間を表す縁起ものとされているんです。こういう神社の名物を味わって、のんびりパワーチャージするのも素敵ですね。
静岡県熱海市 來宮神社
全国に44社あるキノミヤジンジャの総社。来宮大明神と称し、来福・縁起の神として長く信仰されている。樹齢2,100年以上の御神木・大楠がある国内屈指のパワースポットで、御神木の周りには、一息つける茶寮やくつろぎスペースが点在し、境内でのんびりと過ごせる。
日没以降は、草木の宿る木霊を約160個の明かりで表現したライトアップが実施され、幻想的な雰囲気に包まれる。
來宮神社
住所:静岡県熱海市西山町43-1
TEL:0557-82-2241
9:00~17:00(ライトアップ~23:00)
HP:https://kinomiya.or.jp/
京都府京都市 下鴨神社
京都で最も古い神社のひとつ。国宝である本殿は西と東に分かれ、西本殿には賀茂建角身命、東本殿には玉依媛命が祀られる。玉依媛命は、美麗の神として名高く、縁結びや、身も心も美しくなれそうな御利益を授かれる。
森の奥にひっそり佇む〈休憩処 さるや〉では、代々の宮司に継承されてきたレシピをもとに、140年ぶりに復元された下鴨神社の名物「申餅」が味わえる。
下鴨神社
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
TEL:075-781-0010
6:00~17:00
HP:https://www.shimogamo-jinja.or.jp/
Instagram:@kamomioyajinja