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47都道府県・全グルメガイド 琵琶湖の天然うなぎとおいしい水で生まれた地酒と。
唯一無二の「うなしゃぶ」などプレミアムなグルメスポット5軒
47都道府県のおいしい食を求める旅企画。今回ご紹介する滋賀県は、〈NOTA&design〉代表の加藤駿介さんに、大津市(湖南)エリアを案内してもらいました。唯一無二の「うなしゃぶ」が食べられる〈おゝ杉〉や、人気和菓子店〈茶菓 山川〉などを紹介します。
1.〈おゝ杉(おおすぎ)〉で味わう唯一無二の「うなしゃぶ」
京都から電車で約10分。大津はかつて、東海道の宿場町として栄えた地域です。この地にひっそりと佇む〈おゝ杉〉の名物は「うなぎしゃぶ」。時季によっては、琵琶湖・沖島でとれる天然うなぎを骨切りし、昆布だしの土鍋に入れ、自家製の熟成ポン酢で食べます。これが絶品。店主・大杉真五さんは、京都の日本料理店〈たん熊〉で修業し、地元大津に店を構えて約30年。日本料理の基本に独創性を加えた料理が評判で、私が大津で一番好きなお店です。京都は鱧しゃぶですが、地元の食材を使った独自の名物を、と考案したそう。実は滋賀県には酒蔵が30以上あって、長浜の「七本鎗」や東近江の「喜楽長」、高島の「不老泉」など個性派ぞろい。豊富なラインナップの地酒とうなぎしゃぶがよく合います。(加藤駿介さん)
![店主が考案した「うなぎしゃぶ」が絶品(コース8,250円~)。時季によっては天然と養殖うなぎの食べ比べコースも。器も店主親子で自作している。月ごとの予約は、前々月の20 日から。 店主が考案した「うなぎしゃぶ」が絶品(コース8,250円~)。時季によっては天然と養殖うなぎの食べ比べコースも。器も店主親子で自作している。月ごとの予約は、前々月の20 日から。](https://img.hanako.tokyo/2023/12/08231331/c920c618fba8e4cdccc915be052ce385.jpg)
おゝ杉 (おおすぎ)
住所:大津市中央3-4-30
TEL:077-526-3824
営業時間:17:00~23:00
定休日:日休、祝不定休
2.〈お食事処アケミ〉で大きなエビフライをオーダーする
![お食事処アケミのエビフライ お食事処アケミのエビフライ](https://img.hanako.tokyo/2023/12/08231354/805e0b8c2d42a67c56c806447809730a.jpg)
〈お食事処アケミ〉(大津市長等2-9-34)は店主一人で切り盛りする、大津で長年親しまれる洋食店。好きなメニューは大きい「エビフライ」。
3.〈茶菓 山川〉でとっておきの和菓子を
![茶菓 山川の餅あずき 茶菓 山川の餅あずき](https://img.hanako.tokyo/2023/12/08231356/74df26e023cc9189841f942d9aba5328.jpg)
〈茶菓 山川〉(大津市長等2-10-5)は店主が地元で大納言小豆を栽培。餡は皮が柔らかく口溶けもよく、滋味があふれる和菓子の店。
4.〈中川誠盛堂茶舗〉で日本最古の朝宮茶を手に入れる
![中川誠盛堂茶舗の朝宮茶 中川誠盛堂茶舗の朝宮茶](https://img.hanako.tokyo/2023/12/08231406/691307e7d52e6e2776cd9a1dffd502ec.jpg)
〈中川誠盛堂茶舗〉(大津市中央3-1-35)は最澄による日本最古の朝宮茶など近江の銘茶を中心に販売し、全国からお茶好きが訪れる老舗。
5.〈nöösa〉の定番メニューはオムライス
![nöösaのオムライス nöösaのオムライス](https://img.hanako.tokyo/2023/12/08231347/65a2e7a9626bbf1d24deaa0801bc402f.jpg)
〈nöösa〉(湖南市サイドタウン2-15-1)は定番のオムライスをはじめ、テイクアウトのスコーンも必ず買って帰るお気に入りの一つ。
One More Place
四季の移ろいに映える、自然と建築の調和
![佐川美術館外観 佐川美術館外観](https://img.hanako.tokyo/2023/12/08231400/25bf013a86d39597eb1bd8f1f1b57728.jpg)
〈佐川美術館〉(守山市水保町北川2891)は1998年、琵琶湖を望む美しい自然に囲まれた地に開館。日本画家の平山郁夫、彫刻家の佐藤忠良、陶芸家の樂らくじきにゅう直入の作品を中心に展示。