知ってた? シンガポールはNEW and OLDの街 | シン・シンガポール旅②
シンガポールはリキッド(液状)のような街だ。変化が速くてダイナミック。訪れるたびに「え!?」「こんな国だったっけ?」とイメージや予想を心地よく裏切ってくれる意外性や発見がある。そこで「知ってた? シンガポールは○○の街」と題し、4回にわたって編集部Sのシンガポールの旅をお届け。2回目は、変化の街と言いつつ、実は古いものも大事にしている、新旧を絶妙にマッチングさせるこの国の人たちの懐の深さについて考えてみた。
マレーシアとシンガポールには“プラナカン”という文化がある。プラナカンとは、15世紀以降、マレー半島に移住してきた中国系移民の末裔で、彼らは現地のマレー系の人々と結婚することで、中国とマレーの文化、ときに西洋のそれも取り入れて独自の文化を築いてきた。シンガポールでもそれらは残り、特に東部のカトン地区には、パステルカラーと西洋のバロック様式などをミックスした“ショップハウス”という独自の建築が残されている。
ということで2日目の朝は写真下、プラナカンの建物の中にあるオールドスタイルのカフェ〈Chin Mee Chin〉からはじめて、歴史の古いエリアや寺院、モスクなど、シンガポールの“Old”を、そして逆に夜は若者が集まるヒップなバーやレストラン、いわば“New”をまわってみた。
特筆すべきはシンガポールの人々の中ではNewとOldの間に境界線はなく、自然と共存していること。このあたりは日本人の感覚とも近いように思うし、そもそもアジアの素養なのかもしれない。
クラシックな朝食といえば、カヤトースト|Chin Mee Chin(チンミーチン)
Chin Mee Chin
営業時間:8:00~16:00
定休日:月休
公式サイト
Color is Power!|Instagram Walking Tour
Instagram Walking Tour
所要時間:予約制で2時間
定休日:無休
公式サイト
プラナカンのティーブレイク|Kim Choo Kueh Chang(キム チュー クエ チャン)
Kim Choo Kueh Chang
営業時間:9:00~21:00
定休日:無休
公式facebook
シンガポールで風になる|Singapore Sidecars
Singapore Sidecars
営業時間:9:00〜23:00 (1時間198SGD〜)
定休日:無休
公式サイト
漢方×Bar=優しい夜 |Synthesis
Synthesis
営業時間:11:00~14:00(ランチ)、16:00〜21:30(ディナー)、バータイムは16:00〜22:30(金土〜24:00)
定休日:無休
公式サイト
アジアのベスト・バー|Nutmeg & Clove
Nutmeg & Clove
営業時間:17:00〜深夜(金土 16:00〜深夜)
定休日:無休
公式サイト
見上げてごらんBarの天井を|Atlas
Atlas
営業時間:12:00~24:00(金土〜翌日2:00)
定休日:日月休
公式サイト