一晩中マンガの世界におこもりできる宿も。 泊まれる文化財?【東京】スペシャルな滞在体験が楽しめるユニーク宿4選
人気の『泊まれる○○』はいつもと違った空間が楽しむことができ、非日常を感じることができるため、気分転換にもなること間違いなし。今回はちょっと変わった東京にあるユニークな宿をご紹介します。
1.“泊まれる本屋”が新宿に登場!〈BOOK AND BED TOKYO SHINJUKU〉/新宿
池袋に1号店ができるや話題沸騰となった“泊まれる本屋”。現在は都内3店舗のほか、関西、九州にも拡大中だ。ここではベッドは脇役で、主役である本棚の陰に隠れている。約2,400冊の蔵書から選んだ本を読みながら“寝落ち”する幸福感が何よりのサービスだ。店舗ごとに異なるインテリアデザインや本のセレクトにも街の特徴が見える。新宿の夜景を望みながら、異空間での読書を存分に。
〈BOOK AND BED TOKYO SHINJUKU〉
宿泊客以外も利用できるカフェを併設。
■東京都新宿区歌舞伎町1-27-5 歌舞伎町APMビル8F
■1泊シングル5,400円~
■全55室
2.一晩中マンガの世界におこもり。「漫泊」という提案。〈MANGA ART HOTEL, TOKYO〉/小川町
“漫泊”というキーワードを掲げ、マンガに没頭することに特化した設計が話題。館内には約700タイトル、5,000冊ものマンガが並び、マンガをアートとして捉えた、センスのいいレイアウトにも注目が集まる。約2畳のシンプルな部屋も、作品の世界に浸るには最高の空間だ。「恋をしたい」「旅に行きたくなる」など、“いまどんな気分になりたいか?”で、ぴったりの本がすぐ読めるのも至福。
〈MANGA ART HOTEL, TOKYO〉
■東京都千代田区神田錦町1-14-13 LANDPOOL KANDA TERRACE 4・5F
■1泊平日4,800~5,800円、土日祝、祝前日5,800~6,800円(税サ込)
■全35室(女性16、男性19)
3.日本橋から世界に発信!泊まれるアート作品。〈BnA_WALL〉/小伝馬町
新たなカルチャーシーンのハブとして、東京を拠点とする14人のアーティストが26部屋のアート作品を制作。作品の世界観に包まれながら眠れる貴重な体験ができる。今年オープン予定。※写真は〈BnA Alter Museum〉
〈BnA_WALL〉
■東京都中央区日本橋大伝馬町1-1
■24時間営業 無休
Navigator…本間貴裕(ほんま・たかひろ)/2010年に〈Backpackers’Japan〉を設立。日本橋〈CITAN〉など全国で5つのホテルを手がける。「EATSは昔から残るものと新しいものを取り入れるバランス感覚が絶妙なんです。それがこのエリアの面白さですよね」
4.泊まれる文化財、東京駅舎内〈東京ステーションホテル〉/丸の内
東京駅開業の翌年、1915年に誕生した〈東京ステーションホテル〉。名前が示す通り、東京駅舎内にあるこちらのホテルは、創業から100年あまり、東京駅とともに歴史を刻んできた。時間と情熱を注ぎ、人々の思いをのせて甦ったこの文化遺産に宿泊できるのは、〈東京ステーションホテル〉だけの特権だ。内装はこれまでの重厚なものから、クラシックなヨーロピアン調に改装し、端正な駅舎との調和をはかった。
〈東京ステーションホテル〉
駅舎を設計したのは「日本近代建築の父」辰野金吾。リニューアルで客室が58室から150室に増えた。
■東京都千代田区丸の内1-9-1
■03-5220-1111
■営業時間は各店舗により異なる 無休
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