今ならリッチな宿もお得。 全室露天風呂付き!【箱根&熱海】一度は泊まってみたいとっておきの旅館5選

TRAVEL 2020.11.23

今回は温泉地として人気の箱根・熱海にある高級旅館をご紹介。注目なのは全室露天風呂付き客室。旅館の中ですべて完結できるので究極のおこもりステイができそう!

1.〈星野リゾート 界 仙石原〉/箱根

2018年7月にオープンしたのが〈星野リゾート 界 仙石原〉だ。コンセプトは「アトリエ温泉旅館」。画材や絵筆が並ぶアトリエに仕立てたライブラリーは思い立ったらいつでも使うことができ、手ぬぐいに絵付けや色付けをする体験も行われている。ゲストやアーティスト、スタッフまでもがいろいろな手法、材料でアートを表現するという。

また全室露天風呂付きの客室は「仙石原アトリエの間」と名付けられ、アーティストインレジデンス箱根仙石原で仕上げられた国内外のアーティスト12名の作品が部屋ごとに展示されている。館内のロビーエリアに展示された巨大なオブジェからお食事処の箸置きに至るまで、あちこちにアートが感じられる。それらに影響を受け、何かを表現したくなる、そんなインスピレーションが得られる宿なのだ。

(Hanako TRIP『思い立ったらすぐ行ける!自分のための心休まる宿へ。』掲載/photo:TMegumi Seki text:Rie Nishikawa)

2.〈箱根・強羅 佳ら久〉/箱根

箱根登山電車の「強羅駅」から徒歩3分。〈箱根・強羅 佳ら久〉は、箱根の大文字焼や相模湾の美しい海景を見渡せる高台に誕生した温泉旅館です。滞在中は、一人ひとりが心地よく過ごせる空間と、訪れるたびにアップデートされるオーダーメイドのおもてなしを体験できます。

客室棟東・西に分かれた全70室ある客室には、全室に広々としたバルコニーと温泉露天風呂を完備。全米トップクラスのマットレスメーカーと共同開発したオリジナルマットレスを使用したベッドも、旅の疲れを癒しながら深い眠りへと誘います。まさに箱根の雄大な自然を感じながら、ゆったりと羽を伸ばせる空間です。さらにオリジナルブレンドのアロマオイルを使ったアメニティや、館内施設の混雑状況をいつでも確認できるタブレットなどのアイテムたちが、より充実した時間を演出してくれます。

〈箱根・強羅 佳ら久〉
■神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-8
■0460-83-8860(9:00〜18:00)
公式サイト

(photo&text:Emi Inagaki)

3.〈箱根本箱〉/箱根

箱根の森の静寂の中で、思う存分読書に浸れるブックホテル〈箱根本箱〉の本屋のようなラウンジ。宿泊者は館内の約1万2000冊の本を自由に手に取り、ラウンジ、客室、廊下の小さなお籠り空間など、思い思いの場所でいつでも自由に読書に没頭できる。全18室全てが露天風呂付き。本箱とベッドと浴槽の間で過ごすお籠り滞在も夢じゃない。冷蔵庫のミネラルウォーターとオーガニックキャロットジュースもフリーサービス。

〈箱根本箱〉
ホテル内には本や生活雑貨を扱うショップやブックストアのほか、世界のショートフィルムを流す〈本箱シアター〉など、読書のほかにも楽しみは豊富。
■神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-491
■0460-83-8025
■全18室 
■1泊2食付き18,321円~ 
hakonehonbako.com

(Hanako特別編集『自分のための心休まる宿へ。』掲載/photo : Ayumi Yamamoto text & edit : Chiyo Sagae)

4.〈雅の宿 山龢〉/熱海

熱海の奥座敷と呼ばれる網代は、伊豆半島に向かう南東部、相模湾に面した静かなエリア。そんな網代の小高い丘に立つこの宿からは、穏やかな太平洋を眼下に見渡せる。内装デザイン会社を営むオーナーが自ら究極の和の宿を作りたいと、こだわり抜いて手がけた旅館。温泉はいいお湯を求め、わざわざ強塩泉を取り寄せて客室露天風呂に使用する。7室の客室はオーシャンビューで露天風呂付き、すべてしつらえが異なる。

また食事も関西の割烹出身の本城料理長が得意とする鮪節と献上真昆布でとったダシを効かせた懐石料理が提供され、地の魚介を中心に上質の素材を用いた料理に必ず満足するはずだ。そこに女将やスタッフの温かいおもてなしが加わる。

〈雅の宿 山龢 (さんが)〉
貴賓館3室は1フロア1室、それぞれ客室とは別に食事用の専用個室もしくは茶室あり。本館4室は洋室か和室。アロママッサージ、フェイシャルエステ60分15,000円〜が受けられるエステルームも。JR伊東線網代駅より車で約10分。タクシー利用の送迎あり。
■静岡県熱海市網代591-102
■0557-68-3310 熱海
■全7室
■1泊2食付き 63,000円〜

(Hanako特別編集『Hanako TRIP わざわざ行きたい、あの宿へ。』掲載/photo : Tetsuya Ito text : Rie Nishikawa)

5.〈ホテルグランバッハ熱海 クレッシェンド〉/熱海

標高361メートルという高さに立つホテルには静かな空気が流れている。そこに響くのは、J・S・バッハのメロディ。料理、温泉、音楽の3つに癒されるホテルだ。〝静岡のテロワール〞を目指すレストランでは、食材の98%が地産地消。2食で1500kcal程度になるよう計算され、健康への配慮もうれしい。「塩泉」といわれる熱海温泉の効果も相まって、帰る頃には体が元気になったように感じられる。

2016年にリブランドオープンした〈ホテルグランバッハ熱海クレッシェンド〉では、この雄大な景色に似合うテーマを音楽の父・バッハに託した。こだわりのあるバッハをはじめ、音楽の演出はBGMだけでなく、絨毯や壁に描かれた楽譜、カップの裏のデザインにまで。どっしりと重厚な雰囲気と遊び心のバランスがいい。

〈ホテルグランバッハ熱海 クレッシェンド〉
客室やロビーから見える景色に遮るものはなく、相模湾を一望できる。熱海駅からホテルまでのアクセスは車で15分ほど。勾配のある道のりなのでタクシーがおすすめ。
■静岡県熱海市伊豆山1048-4
■0557-82-1717
■全16室
■1泊2食付き2名利用で1人あたり45,000円~ 
www.grandbach.com/atami
さらに詳しい記事はこちらから。

(Hanako特別編集『Hanako TRIP わざわざ行きたい、あの宿へ。』掲載/photo:MEGUMI(DOUBLE ONE)text:Kahoko Nishimura edit:Rie Nishikawa)

Videos

Pick Up