8月の特集「おこもりホテル特集」 今年はホテルのオープンラッシュ。東京のカルチャー系ホテル5選。
東京オリンピックの開催されるはずだった2020年は、インバウンド需要を見込んでのホテルのオープンラッシュ。アート作品を収蔵したり、マンガをテーマにしたり、都会のキャンプを楽しめたり。東京の今の“カルチャー”を感じられる、個性的なホテルをご紹介します。
【鶯谷】“エリアリノベーション”を目指す〈LANDABOUT〉。
2020年1月オープン。江戸・東京の古き良き風情と現代の新しさを兼ね備える街、鶯谷。この街の新たなランドマークとして誕生した〈LANDABOUT〉は、地域をリノベーションするホテルを目指しています。客室の多くに小上がりを設け、コンパクトながらもリラックスできる空間に。また、11~15階のテラス付き客室からは、スカイツリービューも楽しめます。1階のカフェ・ダイニングバーでは、本格的なエスプレッソや個性あふれるクラフトドリンクをはじめ、地方の生産者から届く新鮮な素材を活かした、健康的な料理を提供。多様な国籍・世代の方の、交流の場となっています。
〈LANDABOUT〉
■東京都台東区根岸3-4-5
■03-6802-4431
■公式サイト
【日本橋】兜町再活性化の“点”となるマイクロ複合施設〈K5〉。
2020年2月オープン。築97年の歴史的建造物を、外観はそのままにリノベーションし、日本橋兜町の再活性のきっかけとなるべく誕生した新施設〈K5〉。歴史性と先鋭性が対比する独創的な空間には、ビアホールやレストラン、バーにカフェなど、先鋭的なコンテンツが集結。2~4階を占めるハイエンドブティックホテル〈HOTEL K5〉には、ビジネスシーンでも気軽に利用できる客室から、開放感あふれる上質なスイートルーム、80 平米の広さと4.5m超えの天井高が爽快な最上級スイートルームまで全20 部屋を完備。「時の重なり」や「日本の伝統」を意識したタイムレスな空間に包まれます。
〈K5〉
■東京都中央区日本橋兜町3-5
■03-5962-3485
■公式サイト
【池袋】屋上グランピングも楽しめる〈hotel Shiro〉。
2020年7月オープン。西池袋という刺激的な都会の喧噪に現れた、爽やかで清潔感に満ちた“白”の空間〈hotel Shiro〉。3組のデザイナーが手がけた異なるデザインの客室はどれも味わい深く、各部屋にすこやかな寝心地のテンピュール社製ベッドも完備。見晴らしのいい最上階のグランピングスイートでは、「都会のキャンプ」という特別な体験も叶います。アメニティは、エシカルな視点で選んだアイテムが勢揃い。白いフクロウをシンボルに持ち、まるで旅をする人の“とまり木”のようなホテルは、東京での滞在をより色濃いものにしてくれるはず。
※グランピングは只今準備中。詳しくは直接hotel Siroへお問い合わせください。
〈hotel Shiro〉
■東京都豊島区池袋2-12-12
■03-5985-4686
■公式サイト
【浅草】アートストレージとホテルが融合した〈KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS〉。
2020年7月オープン。築54 年の倉庫ビルを再生した〈KAIKA東京〉は、アート作品を公開保管しておく「アートストレージ」(収蔵庫)とホテルが融合したコンテンポラリーアートの複合施設。1階とB1階の共用部にあるアートストレージは、日本を代表する計6つのアートギャラリーが“公開保管スペース”として利用することで、来訪者がアートの裏側を身近に楽しめる空間に。アートストレージには、宿泊者以外も利用できるバーラウンジや、宿泊者専用ラウンジなども隣接。客室は、ストレージ空間の雰囲気を引き継ぎなら、落ち着きと心地良さを感じる素材や色で統一されています。
〈KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS〉
■東京都墨田区本所2-16-5
■03-3625-2165
■公式サイト
【浅草】日本の文化“MANGA”をイメージした〈ホテルタビノス浅草〉。
2020年7月オープン。浅草のランドマーク「雷門」や「浅草寺」、「花やしき」から徒歩圏内に位置し、観光拠点に最適な〈ホテルタビノス浅草〉。エントランスに入れば、日本の文化「MANGA(マンガ)」にインスピレーションを受けたフォトジェニックな空間が広がっています。客室デザインは、「日本の祭り」をイメージした「わたあめ」「水風船」「たいやき」というユニークな3種。また、宿泊者向けのラウンジではコーヒーマシンなどの無料利用ができるほか、AI コンシェルジュを完備するなどのサービスも充実。浅草や日本の魅力を存分に感じられるホテルです。
※8月中は閉館、9月1日より営業再開予定。
〈ホテルタビノス浅草〉
■東京都台東区浅草2-18-8
■03-6837-6867
■公式サイト