“映える”ロケーションをピックアップ! いつかは行きたい!奄美大島トリップ 【前編】絶景&体験、素敵ホテルに癒される旅へ。
鹿児島と沖縄のちょうど真ん中。有人8島、無人48島からなる奄美群島。その中心である奄美大島は、亜熱帯気候で一年を通して暖かく、手付かずに残る青い珊瑚礁のビーチもたくさん。訪れる人を虜にするその魅力を、2回に分けてご紹介します。今回は“映える”写真が撮れるロケーションをピックアップ!
奄美大島は南北に長く、周囲は約461キロと、国内では佐渡島に続くサイズ。玄関口である奄美空港は、島の北東部にあり、そこから車で下る形で島内を巡ります。そこでまずは、数ある絶景スポットの中でも、“映える”写真が撮れるロケーションをピックアップ!
ドライブで訪れたい、島内の“映え”スポット。
まずは、空港から10分ほど車で北上したところにある「あやまる峠展望台」。太平洋につき出した岬で、サンゴ礁の海のほか、眼下にはソテツジャングルが広がります。公園内高台にはお土産品や雑貨が買えるショップ併設の絶景カフェも。
■鹿児島県奄美市笠利町大字須野682
続いて、左に東シナ海、右に太平洋を望む、その名も「2つの海が見える丘」。あいにくこの日はお天気がイマイチだったのですが、晴れていたら青い海と緑のコントラストが言葉にできないくらい美しいのだとか。デートスポットにもぴったり。
■鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木
こちらは「ホノホシ海岸」。ここの海岸線には、荒波に洗われ、角がとれて丸くなった石がたくさん。波が押し寄せ、引くたびにカラカラという不思議な音をたてることで知られています。噂によると島のパワースポットの一つなのだとか。どことなく荘厳な雰囲気に納得です。ちなみにこの日は誰が描いたのか、白い石による「AMAMI」ロゴが(笑)。
■鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋船津
ユニークな体験アクティビティで島のカルチャーに触れる。
奄美大島の伝統文化として知られる大島紬の歴史は古く、なんと1300年以上前まで遡るのだそう。江戸時代から幕末までは薩摩藩への献上品でもありました。専用の織機を使い、木綿糸で絹糸を織りこむ工法で糸を括り、絣筵(かすりむしろ)を織っていきます。織られた布は染めの工程へ。シグネチャーである泥染めは、車輪梅(しゃりんばい)と呼ばれる植物の幹を煮出した染料で染め、染め専用の沼の泥に浸して素手で揉み込みむプロセスを繰り返します。こうすることで艶やかな焦げ茶色に色を変えるから不思議。
染色後、絣筵をほどくことにより、染まってない部分が絣模様として浮かび上がってくるという仕組み。本当に気が遠くなりそうな作業です。『大島紬村』では、泥染め体験も可能。ハンカチやTシャツなど好きな素材を選び、先生の指導のもと、実際に泥の中に入ったりしながら、気軽に楽しめます。
〈大島紬村〉
■鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1945
■0997-62-3100
■9:00〜17:00 無休
■入場料 500円(園内案内ガイド付き)
■泥染め体験:ハンカチ(大)1,700円、のれん(小)5,000円~、クルーネックTシャツ3,000円など。
リトリートで癒される、絶景の中に建つホテル。
空港から車を走らせること約2時間。島の南端、加計呂麻島を望むロケーションにあるホテル『THE SCENE』に到着。このホテルの魅力は、なんといってもウェルネスプログラムの充実度。シュノーケルやカヤックなどのビーチ系をはじめ、ヨガや瞑想といったリトリート、黒糖作りや塩作りなど体験ものまで、とにかく幅広い!
客室は白で統一。全室オーシャンビューで、私が宿泊したお部屋は猫足のバスタブが!ちゃんとシャワーブースも併設されていて、使い勝手が良いのです。施設内には露天風呂も。奄美で唯一の天然温泉なのだとか。アメニティはイギリスの〈アロマセラピー アソシエイツ〉。シュシュが備え付けなのも嬉しい。
ご飯も美味しい!夜は地元の食材を取り入れたイタリアンのフルコース。朝は和洋ブッフェを堪能。搾りたてのオレンジジュースと、フルーツをたっぷり。島のソウルフード・鶏飯もいただけます。
〈THE SCENE〉
■鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈970
■0997-72-0111
■一泊素泊まり(2名1室、1名)16,000円〜。
※後編へと続きます!
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