洗濯の概念が変わる！海を守りながら、お気に入りの一着を長く愛せるアイテム
学生時代から、エシカルな暮らしやオーガニックの食品に関心を持ち、地元葉山でのウェルネスな体験型ツアーの企画や、企業のリブランディングプロジェクトに携わる。また、食にまつわる資格を複数保有し、ヴィーガンスイーツのプロデュースなど、多方面で活躍する。ハナコラボパートナー。Instagram：@haluchn
真夏の太陽が照りつける季節。汗をかいたシャツや、海やプールで濡れた水着、家族分のバスタオルなど、洗濯の回数が自然と増える時期です。
その洗濯のたびに、目には見えない小さなプラスチック片、マイクロプラスチックが川や海に流れていっている事実をご存知でしょうか？
日々の洗濯から、海を守るアクションに変えてくれるのが、〈mana organic〉の洗濯ネットです。
洗濯1回で数十万本、世界を汚す「見えないゴミ」
清潔な暮らしに欠かせない洗濯。でも、その行為が、私たちの知らないところで、静かに海を汚しているとしたら…。
実は、合成繊維の衣類を洗うたびに、平均で1回の洗濯につき70万本以上のマイクロファイバー（微細な化学繊維）が排出されるという指摘があります。特にポリエステルは、洗濯1回当たり約50万本〜73万本の繊維を放出し、温水や漂白剤との併用でさらにその数は増えるとされます。（※1）。
さらに、衣類由来のマイクロプラスチックは、海洋中のマイクロプラスチックの30%以上を占めるという推計もあり（※2）、私たちの「日常の洗濯」が地球規模の汚染と密接に結びついていることが分かります。
近年では、それらが魚介類を通して人間の体内に取り込まれる可能性や、血中で検出される事例も報告されており、環境問題を超えて私たちの健康とも無関係ではいられません。洗濯という日常行動の先にある、見えない循環に目を向けることは、今まさに求められている変化の第一歩なのです。
（※1）Statista “Laundry’s contribution to microplastic pollution”（2020）ほか
（※2）消費者庁繊維による汚染を減らし、海の豊かさと、持続性を守る。
「マイクロプラスチック、出さない」という選択
洋服を洗濯するたびに流れ出すマイクロプラスチック。その排出を抑えるには、すべての衣類を綿やリネンといった自然素材に切り替えるのが理想かもしれません。けれど、私たちの暮らしの中には、化学繊維を含む衣類やファブリック製品がすでに多く存在しています。
そこで頼りになるのが、今回ご紹介する洗濯ネット。〈mana organic〉の「Micro Plastic Hold Laundry Bag」は、約50マイクロン（0.05mm）という非常に細かい網目で、繊維の摩耗やマイクロファイバーの流出をしっかりキャッチ。洗濯1回で数十万本単位の微細な繊維をとどめてくれる、頼もしい構造です。
さらに、衣類へのダメージもやさしく和らげてくれるため、お気に入りの一着を長く大切に使いたい人にもぴったりです。
ブランド理念である「save the ocean」の文字が、さりげなくネット本体に刻印されていて、日々の暮らしの中で環境意識を自然に取り入れられるのも魅力のひとつです。シンプルなデザインでなじみやすく、使うたびに少しずつ心が整うような、そんな洗濯ネットです。
サイズで使い分けて、洗濯がもっとスムーズに
〈mana organic〉の洗濯ネットは、S・M・Lの3サイズ展開。サイズごとに色が分かれており、収納時や家族での使い分けもスムーズです。
目に見える工夫がされていることで、日々の洗濯が少しだけ心地よく、整っていく。そんな感覚が、このプロダクトには宿っています。
ちなみに、もうひとつの嬉しいポイントが、ネットの端についたフックかけ。洗濯後に吊るして乾かせば、通気性が良く衛生的。ランドリースペースや洗面所に掛けておけば、見た目も美しく、次に使うときもすぐに手に取れます。生地も丈夫なので、長く繰り返し使えて経済的にも優しい。気づけば手放せない存在になっているはずです。
夏こそ、洗濯からはじめるエシカルを
汗や汚れが増えるこの時期、洗濯回数が自然と増え、マイクロプラスチックの流出リスクも高まります。だからこそ、この季節は“エシカルな洗濯習慣”をはじめる絶好のタイミング。
〈mana organic〉の洗濯ネットは、いつもの家事を「地球にやさしい行動」へと変えてくれるアイテムです。
洗濯ネットを変える——それだけで、環境にも、衣類にも、自分自身にもやさしい一歩に。暮らしを整えながら、地球の未来にも想いを馳せる。そんなささやかな習慣を、今年の夏からはじめてみませんか？
text＆photo_halu
